2019年でTVアニメ放送40周年を迎えた「ドラえもん」。
相変わらずの人気者ですが、その最終回については、さまざまな情報が流れています。
何となく聞き覚えはありませんか、「のび太がジャイアンとケンカして勝った」とか「のび太は植物状態で全て夢だった」とか……。
ドラえもんの本物の最終回
一部は都市伝説的として広まったものですが、実はドラえもんには『本当の最終回』があります。
今回は全5問のクイズ形式でご紹介します。
問題
Q:「ドラえもん」の最終回、本物はどれだと思いますか?
・未来からの観光客が増えすぎたため、時間旅行が禁止になった
・動かなくなったドラえもんを、のび太がよみがえらせた
・のび太がジャイアンとケンカして勝った
・のび太は植物状態で全ては夢だった
・のび太が自転車に乗れるようになった
ドラえもんに詳しい人はすぐに気付くかもしれませんが、この問題にはちょっとした引っ掛け要素があります。
回答
・未来からの観光客が増えすぎたため、時間旅行が禁止になった
・答え:○。「ドラえもん未来へ帰る」というタイトルで「小学四年生」1971年3月号掲載。今は「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん1」で読めます。未来に帰りたくなくて「いやだァ」と泣きわめくドラえもんの姿が切ない。
・動かなくなったドラえもんを、のび太がよみがえらせた
・答え:×。Flash動画や同人誌で広まった二次創作。この同人誌の販売数はなんと約1万3千部! 小学館と藤子プロは、同人誌の作者に対し著作権侵害として警告。作者は謝罪のうえ、売上金の一部を支払いました。
・のび太がジャイアンとケンカして勝った
・答え:○。「みらいの世界へ帰る」というタイトルで「小学三年生」1974年3月号に掲載。「さようなら、ドラえもん」と改題され、てんとう虫コミックス6巻にも収録されました。1998年に「帰ってきたドラえもん」として映画化されたことで有名ですね。
・のび太は植物状態で全ては夢だった
・答え:×。子どもたちのあいだで流行ったうわさ。チェーンメールでも広まり、小学館の掲載誌に否定記事が掲載される騒ぎに。藤子・F・不二雄自身も「半月ぐらい前、3人の娘が『学校で聞いたけど、本当に終わるのか』と言うので驚いた。怪奇的なうわさが流れているが、そんな突然で不幸な終わり方はしない」とはっきり否定しています。
・のび太が自転車に乗れるようになった
・答え:○。「ドラえもんがいなくなっちゃう!?」というタイトルで「小学四年生」1972年3月号に掲載。今は「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん1」で読めます。のび太は自転車に乗ることで、ドラえもんが未来に帰っても立派にやれると証明しました。
ドラえもんの最終回としてのエピソードは3つ
ドラえもんは連載当初、小学館の学年別学習雑誌「よいこ」「幼稚園」「小学一年生」「小学二年生」「小学三年生」「小学四年生」で掲載。ですが、「小学五年生」以降の雑誌には載っておらず、途中の学年までしか読むことができませんでした。
そこで、読者である子どもたちが「小学四年生」から卒業するタイミングの3月号で、最終回が掲載されました。
それが「ドラえもん未来へ帰る」「ドラえもんがいなくなっちゃう!?」です。
しかし、その後、「小学五年生」「小学六年生」でも連載が始まったため、「小学四年生」で最終回が描かれることはなくなりました。
一方、映画にもなった「さようなら、ドラえもん」は「小学三年生」3月号に掲載されたもの。
実は昔、ドラえもんには打ち切りの危機があった…「また会おうね」
「さようなら、ドラえもん」を執筆した当初、ドラえもんは打ち切りの危機にさらされていました。
ドラえもんを終わらせたい編集部と、続けたい藤子・F・不二雄との間で、交渉が行われたようです。
交渉の結果、ドラえもんの連載は続くことに。
「さようなら、ドラえもん」の原稿はそのまま掲載され、最後のページには「小四4月号でまた会おうね」というドラえもんからのメッセージが記載されました。
国民的な人気作品となった今となっては、ドラえもんを終わらせようとしていたなんてビックリですね。
背景には、前年に日本テレビでのアニメ放送が終了していたという事情もあったようです。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190513-00000047-it_nlab-ent
ネットの声
作者はよほどのファンなのだろう。
それで稼いじゃいかんけど。
これだけちょっと夢がなさすぎるというか。
二次創作の話は読んだことあるけど、藤子F先生が構想した話と言われても納得できるくらいの出来だったよ
もしドラえもんに最終回が来るならこの話で終わってもいいかなと思えるほど
のび太がドラえもんを直す話やけど、クォリティは高くて良かった。
しかし、終わらせた事により抗議が殺到し、藤子・F・不二雄先生の新連載も伸び悩んだことから、止むなく連載が再開されたらしいと聞きます。
いずれにしても、3つの最終回はあっても、本当に終わらせる最終回はないのじゃないかなぁと思いました。
子供の目線に立って、こういう些細な事件に着目できるのがF先生の凄さだと思います。
同人誌ののび太が科学者になってドラえもんを作るって話は確かに感動はするんですが、あまりにドラマチック過ぎるのでかえってF先生っぽさを感じないです。
最後ドラえもんにこれで安心して未来に帰れるねって言ったのび太がすごく心に響きました。
ドラえもんには長編映画とか感動作がいっぱいありますが、この話ほど感動したものはないです。
人類はドラえもんをつくれないかもしれないが、
23世紀にギガゾンビを生み出さない社会なら
それで十分かも、とは思う。
のび太が植物状態でのオチ、最初に聞いた時はさすがに・・・と思いつつ
藤子先生は異色短編集では結構恐い話も描かれてるので、なくはないのかもと思ってた
藤子先生はSF(少し不思議)はもちろんなんだけど
人間の闇とかスルさとかも巧みに描かく事が出来て、本当に幅広い世代に読まれてる作家さんだったな
大人の事情ではあるけれど原作提供とかで話を通してDVDで隠しエピとして入れてくれたら皆個々のタイミングで卒業出来ると思うんだけど
今となっては…
45年後ののび太がタイムマシンでやってくる話だが、
自分の中ではこれが最終回かなと思っている。
未読の方はぜひ一読してみて欲しい。
余談だがアニメ大山版の通常版の最終回にこれを放送され、この出来は文句なかった。
だが、翌週のSPが実際の最終回(「ドラえもんに休日を」)でこれが
また史上に残るほどの愚作で、なんで逆にしなかったのかと自分の中では未だに腹が立っている。
決して不二子先生の思いに泥を塗るようなものではない。
でも収益を得たことで藤子プロは著作権侵害とするのでしょうね。
最終回ではないけどネットでflash動画「ドファエモン」は
かなりシュールである意味刺激があった。
1~5話まであるけどyoutubeで定期的にみてます。
まあ「ヤマト」も「ガンダム」も一番最初の放送は
途中打ち切りだったし。
「ドラえもん」も、当初は「オバQ」と比較されて人気が
伸び悩んでいたというのもあった。
しかし、再起動時は他者が再びしっぽを引っ張ってあげないといけない、
同人を理解してる人ならまた凄い同人が出たなとだけなんですがね
なかには同人誌=エロ本と思ってる人もいますし
と思っていたが、なるほど、
「小学4年生」で掲載が終わりだから、ということだったのか。
今の設定はわからないが、私が読んでいた頃は
確かのび太は小学4年生だったような記憶がある。
それも「小学4年生」で掲載終了との関係も
あったのかもしれないな。
著作権侵害には違いないけど、ドラえもんリスペクトが伝わってくる作品だったと思います。
のび太の全部夢だったってやつは本当だと信じていた。
タモリが義眼だってのもネットがないときは嘘だと思っていたし、
マリックの超能力が嘘だってのも嘘だと思っていた。
韓国がこんなにひどい国だってのもネットがないときは知らなかったし。
ネットってすごいな。
いい話です。泣けました。
あまり好評ではなかったのかな?
著作権の前ではそれらを作品にした瞬間に全てが水泡に帰すばかりなんだよな。
法的には何も間違っちゃいないのだろうけど
小学館がそれを持ち出すとどうにも無粋でスッキリとした気持ちになれないのは何でなんだろ?
…やっぱり「のびハザ」の一件があったせいか?ちなみに余談になるけど
その「のびハザ」のシリーズの一つにロックマンとコラボさせた作品があったわな。
あのEDもなかなかよかったと思うよ。
信用してたのに。。。作者が違ってショック。。。
忘れない限り生きてる想いがある限りお話は続く
潔く完結もいいんだろうけどいわゆる日常のお話だし終わりなんてなくてもいいんかないかね?
あります。一度読みたいですね。
それにしても、F先生へのリスペクトや、
ドラえもんへの愛を強く感じる
内容なのに、なぜ小学館と
藤子プロはキレたのだろうか?
ドラえもんもサザエさんも、きっちり「これが最終回」っていうのを作らなくてもいいと思う。
もともと、ドラえもんの内容はグロい物で、初期のドラえもんは愛想もなかった。しかし、子ども向けということでリニューアルしていき、今のドラえもんとなり、時代とともに進化してきている。
できすぎくんは、内閣総理大臣に。
と聞いたことがありました。
今の教育でものび太の得意なあやとりは、
手先を使い脳によいと言われています。
でものび太の記憶に片隅にはドラえもんが残ってて、どら焼きを見てわけもわからず涙を流す。っていう最終回を妄想してました。
”が個人的には好きだな…
まだ、小学生やってるってスゴい
久しぶりに声を上げて泣いた。
本当によくできた作品だと思う。
藤子・F・不二雄先生が亡くなられた後の二次創作だそうだが、先生も天国で喜んでいるのではないだろうか。
確か作者がのちに18禁雑誌に作品載せてた記憶がある。
(*´ー`*)
でもあれが最終回で良いなと思ってる
大人の事情で終われないマンガやアニメは
もういいんだよね
最終回あってのマンガ、アニメだから
あったなあ。
二次造作に踊らされすぎ。
どっかで聞いたことのあるようなストーリーが多い
植物人間説や夢説はサザエさん方式のアニメ・漫画だとありがちな都市伝説だけど
それもやってる漫画があるし
しかし、ドラえもんが最後に残していった道具を使う事によりドラえもんが帰ってきます。
タレントという謎の回や、
藤子F不二雄先生が亡くなられたその日、テレビに突然現れた、のび太の「行かなきゃ」の真相が知りたい。
のび太が自転車に乗る話でしたね。
この中に無い、超スゲー内容の創作を知っている人は僅かだろうな。あまりにも完成度が高過ぎて、今でも魚拓残してるが…Yahoo!の無能記者には拾えない情報だろう。
このラインナップであげれば?動かなくなったドラえもんを、のび太が復活させた。だけど、突っ込みたいポイントが山積みだし、それこそタイムパラドックスの根源でしかない内容。
何故なら?動機に繋がる内容に空白ができるから、説明がつかない。ゲームで例えるなら?FF10と同じ。
ドラえもんって存在を知らなければ?のび太が頑張る理由が消える。
小学館だしな。日本テレビ版ドラえもんが無かった感じになっている様に。
ドラえもんが去った後
バッコンバッコン倒れながら
のび太が必死に自転車漕いでる
のをドラえもんがタイムテレビで観てる
という日テレ版?の最終回
が好きかな
見たことはないけど
良いじゃん夢有って。
ドラえもんが人間になってのびたと一緒に家族にるってのもあったな?
あれはどうなった?
45.5巻もオール初番も火事で焼失するという悲しい事件を思い出すけれど記憶に残っていればそれでいい。
まだ小学校低学年の頃の記憶だけど藤子両先生の顔も声も鮮明に覚えている。ザラザラの手の感触も。
宝物のような記憶の1つだ。
あの頃はドラえもん6巻の終わりと7巻のはじめをどれくらい繰り返し読んだのか数えきれない。
でもドラえもんも怪物くんもハットリ君もダンボールでめちゃくちゃ廃棄したのを思い出す。
あの頃はみんな読み方が荒くて落丁水濡れは当たり前の時代だった。
それからFFランドが始まってセル画が画期的で感動していた。
チンプイとかBBのように巻末に連載してたのがコミックス化したり本当に懐かしい。
今てんとう虫コミックスは倉庫にどれくらい眠ってるかな?
たまには倉庫に虫干しに行かないとな。
この記事を見ていると無性にマンガ道が読みたくなってしまった。
その再放送を見たのを覚えている。
あとワンピースもありました…
小学校のころ、はやってたな、この話。。。
3月号の次号予告みながら「うわー!新連載いーなー!オレ来月から4年生だから読めないじゃん!」とか言ってた。
のび太が猛勉強して科学技術者になり直すというのもあったような…
元は胡蝶の夢かな
どざえもんになる!
とかありませんでした?
作者とっくに無くなってるのにアニメ続いてるという不思議。
これ噂の出た数年前のハリウッド映画、ジェイコブスラダーのエンドに近い、
あれがインスパイアされた?
アニメの結末であれに近いのはミンキーモモとまどマギか
確かFAで中日に移籍するところで終わる。
安藤氏の著書によれば、視聴率の低迷、制作プロダクションの責任者の夜逃げ等々で半年で終わった日本テレビ版ドラえもん……その中でも珠玉の出来だった最終回だそうです。封印を解いては貰えないのかな?
ドラえもん
意気投合しあって、新しい日常になるのが最終回でなかった?
トラウマになるぞ
のび太が植物状態から回復、のび太がドラえもんを修理・・・この2つは同人誌のネタ
と理解していた
確か金曜日のウッチャンナンチャン思い出した奴はオッさんかオバさん
フーフーフーフーフー^^
ドラえもんを未来の世界へ帰そうとのび太は何度も食い下がって、ジャイアンはついに根負けしてた。
ジャイアンと喧嘩してボロボロになりながらも勝利…そのエピは何度観ても泣けちゃう。
結局、ソノウソホントみたいな薬を飲んでまた一緒に暮らすことになるんだけど。
夢オチの都市伝説ってか、噂はあったけど全国的な知名度だったとは…ローカル的な話題だと思ってた
当時はネットもないのによく伝わったもんだなぁ
なんだろ、元ネタは雑誌かなんかなんだろうか
USO-800のしか、知らないや。
昭和は遠くなりにけり。
『クレヨンしんちゃん』も、
5歳で亡くなった”しんのすけ”を想っての
「みさえの妄想」……って都市伝説もある(–;)。
管理人の率直な感想
3つのエピソードであったり、書籍版とアニメ版の問題であったり、藤子・F・不二雄さん亡き後のことであったり、同人誌の問題であったりと様々な作品があって、着地点が分からなくなっているのがドラえもんです。
大人の事情も帯びています。
楽しい作品であり、漫画やアニメは娯楽なので、そこまで必死で躍起になるものではないと思います。
今回で最終回の各エピソードや諸事情はご理解いただけたと思うのですが、最終回に限らずそれぞれ思い入れのある回があると思います。
僕は『おばあちゃんの思い出』です。
ご存知の方も多いでしょう。
今は亡きおばあちゃんにタイムマシンで会いに行くという話です。
「遠くから見るだけ」というドラえもんとの約束の基に。
ワガママなのび太と優しいおばあちゃんの掛け合い。
「ランドセルを背負ったのびちゃんを見たい」
実際は小学校に上がる前に亡くなるので見ることはできないのですが、この回では見せちゃうんですね。
「僕だよ!のび太だよ!」と。
大きくなり名前も明かしていなかったのに「わかっていたよ」と言うおばあちゃん。
何度観ても泣いてしまう。
観る機会があったら是非!
コメント