現代的な悩みの代表ともいえる、ネット上での人間関係のトラブル。
何気ない気持ちで書き込んだコメント。
楽しさや喜びを記録したくて投稿した画像。
自分では他意はなかったのに、怒りなどのネガティブな気持ちに満ちたコメントが書き込まれてしまった……。
顔が見えないネットだからこそ、距離感は難しいもの。
けれど今や、私たちにとって身近になったデジタルツール上の人間関係、そこで起こる感情との付き合い方を考える時代が到来したのかもしれない。
心のケアやあり方についての著作も多い川野泰周先生に、そのヒントを伺った。
怒りは伝播する。ネット上ではその傾向が強い
ネット上のコミュニケーションは顔を合わせるものとは異なります。私もSNSなどを使っていますが、思わぬコメントなどをもらい、気持ちが動揺することもあります。しかも、SNSなどを見ていると、怒りが伝播していくことがよくあります。何か書き込み、そのコメントが炎上したりすると、その炎上の感情が他者にも共有する感情として伝わり、広がっていきます。
これは、脳の中にある神経細胞の“ミラーニューロン”が引き起こしていると考えられます。ミラー(鏡)という言葉通りにミラーニューロンは、他者の行動や意見を見ることで、脳が自分の思考や行動として真似する、という特徴を持っています。例えば、炎上した怒りや批判の記事を読むと、それをさも自分が体験したように、自分にも怒りや批判の感情が伝播してしまうのです。
ネットでのトラブルの解決は気にしないことです。
そうは言っても、メールやSNSは、私たちにとって欠かせないツールになりつつあります。でも、人類の長い歴史の中では、始まったばかりのツールです。長い歴史の中で、私たちは顔と顔を合わせて、その人の表情や声の質感、醸し出す雰囲気などから、どんな感情を持っているのかをキャッチしてきました。
でも、オンラインの場合はそういうものが読み解けません。相手がどんな感情でそれを書き込んでいるのか、察するのは非常に難しいことです。もともと知っている人なら、選ぶ言葉などで多少汲み取ることもできるかもしれませんが、SNSなどであまりよく知らない人からの書き込まれたコメントは、どんな感情や意図で書かれたものなのか、どんな達人でも図り知ることはできないでしょう。批判的なコメントであったとしても、もしかしたら笑顔で、お菓子を食べながら気軽にノリで書き込んでしまったものかもしれないのです。
ネットだけで社会をつくらず、もう少し客観視してみては
ですから、気にしない。SNSとの付き合いは、そんなものだという前提で読むことが肝心だと思います。もちろん、真摯にコメントをくれる人もいるでしょう。ですが、匿名やゴーストアカウントで書き込んでいるものも少なくありません。そんな状況下だから本音を言える場であると思う人もいるかもしれませんが、本音を言う場は、傷つくリスクも多く抱えています。無防備にコミュニケーションするよりも、悪いコメントは気に留めない。読まない、といったぐらいでちょうどいいと思います。
またSNSの場合、自分と共感性が高い人をフォローする傾向があります。するとSNSを開くと常に自分と似た感覚、似た意見、思想の人が集まります。似たもの同士なので、分かり合うことも多く、居心地良く感じるでしょう。フォローすることで自分に心地いいグループワーク、シェアリングを作っているのです。
ですが、自分が見ている画面は同じ思考ばかりで、異なる意見の存在に気づかなくなるという危険性もはらんでいます。また、同じ思考が集まって居心地がよかったグループ内で炎上すると、オンライン上であっても自分の思考を全否定された気持ちになってしまうこともあるでしょう。
でも、あなたがネットでつながっている世界が世の中の全てではありません。むしろ非常に限定された、狭い世界だけを見ている可能性が高いと言えるでしょう。そこで否定されたこと=全ての人が否定しているわけではないのです。
どっぷりそれだけにハマらない。少し距離を置く余裕を持っておくことも大事だと思いますね。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190511-00010002-womensh-hlth
ネットの声
ネットで、わざわざ賞賛の書き込みはしないけど、否定的コメントは裏取りもせず正義面してめちゃくちゃ書くから、本当の正義の発言をためらう人が多くなって…
便利になったはずなのに、ネット社会の闇ですね。
最低限のマナーは必要。何かの拍子で顔バレした時、恥ずかしくない程度に。
性格的に気にもならんしな。
ネットで知らない奴にどんだけ何言われようが、俺の人生には何の影響も支障もないし。
私なら一言です
ほっとけ
嫌な事書かれても「ウザいなぁ」くらいで軽く済ますのが一番。その後は忘れる。
私自身も思った事をただ思うように書いてるだけなので、大体の人間はそんなものかなと思っています。気にしたら負け。
私は妻への点数稼ぎで今朝からお弁当を作っている。
ポイントが全く貯まる気配がないのでその対処のほうが目下の課題だ。
もうすぐ鍋のお湯が沸騰するので簡潔に申し上げる。
何事も炎上させないのが一番です。
顔が見える相手への対処(配慮だし)を大切に。
もしくはSNSなんてやめること
それだけのこと。
することは災難に遭う、災いや禍い
にも遭うことと同じです。
ストレスがたまってノイローゼ、
または神経症、心身症、うつ病、
対人恐怖症などのこころの病気や
人間不信になったりします。
コメント拒否設定し
返信は読まないに尽きる
変なのが来ても無視するのがベストだし。
何気ない事でも受け取り方はその人により、千差万別。依頼たとえ愚痴でも気軽にコメしないようになりました〜
コミュニケーションって難しいですね。
基本的にその日の気分で対処!
腹立っても数時間後には忘れてる。
無視で良いよ。
ネットしてるとよくあることやで
なんか行間が気持ち悪いらしいです(笑)
だけど捉えたかは人それぞれなので
『貴重なご意見ありがとうございます』と
謙虚な気持ちでスルーしています(爆)
それをメディアがさも世の中の一般人の大半が騒いでるかのように囃し立てるからつけ上がるんだよ。
それは自らの不適切なコメントが招いたことなので、理由があってそうなっており、しっかり謝罪すること。
2度とSNSをやらないこと。
これが正しい対処法。
ある程度は予想出来るでしょう!
覚悟が無いなら止めなさい。
2ちゃんねる全盛期にはネット掲示板なんてオタクしかやってないおかしなもの扱いだった。
当時迫害してたオタクと同じ、それ以上のツールを使いこなせない愚かさ。
ネットリテラシーは昔のほうがしっかりしてた。
大抵最初のコメントは「〇〇は同意するが、××はこういう理由で××ではなく△△では?」等詳しく理由を説明している。
対して叩いている方は大抵「馬鹿じゃねーの」「いちいちうるせーんだよ」等内容がなく、かつ大抵コメントされた人の気持ちも確認せず「自分が不快だから誰でも不快に思って当然」と決めつけ、当人より先にキレ始める。
この場合、炎上は最初の人より叩いてる人達のせいだと思うが、本人らは「炎上は最初のコメントのせい。自分は庇ってやったんだ」と答えるでしょう。
でも庇われた側が最初のコメントの意図を読み取れる人なら、最初の人と「庇ってやったつもり」の人達、双方に配慮したコメントをしなければならず、面倒を増やしたのは叩いた人達なのに、本人達は自覚ナシ。
注意や反対意見と、悪口・攻撃の区別がつかない人が結構いる。
人との距離が測れないのか、自分と異なる価値観の人間が許せないのか、怒りやすく感情がコントロール出来ないのか。
何にしても建設的な交流は出来っこないので、基本的には無視しておくのが一番だし、人格否定とか誹謗中傷されたとしても、冷静に理論的に対話出来ないレベルの人間なんだろうと割りきるに限る。
あまりにも酷い誹謗中傷や脅迫などであれば、警察に被害届を出したり弁護士に相談して手続きをして相手を割り出し裁判で決着をつけることも出来る。
その際、3ヶ月程度でログが破棄される事が多いらしいので、やるならお早めに。
もっとも、ほとんどはご都合主義の屁理屈でしかないので、中二病がまたデタラメ言ってると思えば良い。
管理人の率直な感想
陰湿な人間はどこにでもいます。
よって無視!
これが一番です。
ただし、相手が自分のコメントなり投稿なりに真剣に向き合っていて誤解している場合もある。
それに関しては「これこれこうなんですよ」と経緯や意図を伝える。
少なくとも僕はそうです。
誤解させたのは自分のライティングスキルが不足しているせいでもあり、大事な部分が抜けていて伝わっていないせいであって、説明しないのは失礼にあたります。
これで解決します。
それでもギャンギャン騒ぐ人がいるんだとしたら、その人はとても残念な人なのでほっといてあげましょう。
それも優しさです。
「顔が見えない」という部分が不気味さを増長させているのはありますよね。
僕は顔出しをしていないので、それは相手にとっても同じだと考えています。
今この文章を読んでいる方も僕がどういった人間か分からないわけで。
いたって普通ですけどね。
そんなもんですよ。
僕は人を煽ったりなんか絶対にしませんが、もしもあなたが誰かに煽られた場合、その相手も意外と普通の顔をして普通に暮らしている人間だったりするでしょう。
そんなもんです。
ムキになったら負けなのです。
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