もはや、みなさんに浸透された言葉になっている「ブラック校則」。
本来、校則とは学校の秩序や規則を守るために存在するもの。
しかし、あまりにも理不尽であったり意味不明だったりする校則が存在するのも事実。
学校側に納得のいく説明を求めても、誰も理論的に説明できない校則も存在します。
そう!まさしくそれが「ブラック校則」なのです!
誰が得するの?
どんな意味があるの?
何のために存在するの?
人権を無視しているんじゃないの?
そんなブラック校則の数々は、必然的に疑問視されます。
現在では、どういったブラック校則が議論を呼んでいるのでしょうか?
実在するブラック校則の例
・下着の色指定(白など)
・女子のポニーテール禁止
・ツーブロック禁止
・部活動の強要
・授業中のくしゃみは3回まで
・夏休みに髪を切る場合は先生の許可が必要
・男女が2m以上近づいてはならない
・試験期間中はマフラーの持ち込みを禁止
髪の黒染め強要は人権侵害だ
理不尽な校則に対して、抗議の声が広がり始めた最近の例を挙げると、大阪府の公立高校で起こった「髪の黒染め強要」が挙げられます。
2017年10月に大阪府の公立高校に通う女子生徒が、学校側から「髪の黒染め」を強要されたとして、大阪府に損害賠償を求めたという件。
女子生徒は生まれつき、もともと茶色い髪色であるにも関わらず、学校側からしつこく黒染めを強要され、それに応じないと出席を認められないなどの扱いを受けました。
最終的に不登校になってしまうという事態にまで発展。
女子生徒としては自分という個を否定され、強要に従うことは本来の自分を偽ることになります。
こうした黒染め強要は、個人の尊厳を無視したものです。
この件を経てNPO団体「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」が発足しました。
同団体が2018年3月に実施した調査では、
・10代の回答者のうち、6人に1人が中学時代に校則で下着の色を決められていた
・3人に2人が中学時代、2人に1人が高校時代に『ブラック校則』を経験している
・生まれつき茶髪の人で高校時代に黒染め指導を経験した割合は20%
など、多くの人が「ブラック校則」の指導を受けたことが判明しました。
服装や髪形にまつわるブラック校則は、決して昔からの伝統などではなく、最近になってから増えているということも指摘されています。
合理性や必要性がなかったり、偏った思い込みに基づいているブラック校則。
プロクター・アンド・ギャンブルジャパン株式会社によるアンケート調査では、現役教師200人のうち、92.5%が「時代に合わせて、校則も変わっていくべき」と回答しています。
校則に関する意識は、時代と共に確かに変化してきていはいるようなのです。
みなさんはブラック校則に関してどう考えますか?
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190420-00010794-toushin-life&p=1
ネットの声
下着の色に関しては、白が本当に適切か、今一度考えた方がいいと思います。ワイシャツの上から下着が透けて見えているのに、校則で義務化しているのであれば、悪く言えば、学校全体でセクハラを強要していると同じだと思います。
まず、一般企業でこんな規則があったら、今のご時世、セクハラで訴えられてしまいますよね?
校則が全て悪い訳ではありませんが、今の時代に合わない内容もあるので、一度、見直す必要があると思います。
それこそ、生徒会でこの議案に対して問題提起してみてはどうでしょうか?
生徒、先生に加えて親や専門家も加えて、議論することから始め、きちんと考える必要があると思います。
確かに薄い茶髪の脱色を認めてしまえば、線引きが曖昧になって脱色が横行するでしょう。
地毛が茶色子に黒染め強要するのは違うのでは?と思うのです。弊害としては、特例扱いと周りが虐めに走る可能性がありますが、本人がいいと言っているので、上手く立ち回れるのでしょう。
ツーブロックに対しても、別に昭和の暴走族的なイメージが浮かびません。
クシャミに対しても、花粉症や風邪などでクシャミが出るのが仕方ない状況で、周りが思いやり、譲り合わない環境作りって学校の教育理念に沿っている教育とは思えません。
学校指定の制服を着ずに、自分のポリシーだから。と私服で登校してくる子に対しては規則を守る事が必要だと思います。
つまり、一般常識内の校則を運行してくださいと思うのです。
ただ単に勉強が出来るとか偏差値が高いとかではなく、『賢い』子供達が通学する学校は、校則そのものが無かったり、校則の数が少ない傾向があるように思います。
25年ほど前、自分の中学の頃男子は坊主というありえない校則でした。毎月頭髪検査があって、違反したら教官室でバリカンで刈られました。
三年間「なぜ坊主にしないといけないのか?」という問いには「校則だから」という答えしか返ってきませんでした。坊主にすることが目的で、校則の目的があいまいでした。先生サイドが生徒指導しやすくするためという印象しか残りませんでした。なぜ校則があるのかきちんと説明してくれればよかったと思います。
極端な話ですが、スカートの丈を長くしなさいという校則はOKなら、短くしなさいもOKなのでしょうか?アウトですよね?スカート丈をひざ丈くらいまで長くする意味があるんですよね?校則を守らせることが目的ではなく、校則ができた背景があって、そのことから守るために校則があると思います。
校則は集団生活する上で必要なものも有るし、近隣の住人からの指摘で出来たもの、生徒の様子を見て出来たもの、色々有ると思います。
私の高校は設立10年だったので、これといって妙な校則はありませんでしたが、
くしゃみは驚きますね。
まだ中学生の頃、
他学年に色素薄い子が入学してくるということで、からかわないように。と注意を受けました。ハーフやクォーターも普通にいたし、英語の先生が外国人教師だった事もあり、髪色については黒に固執してはなかったです。なので、髪を染めてまで黒に固執している校則は、本当に驚いたものです。
自分の学校は実にのびのびしていたんだなあと感じています
天然パーマだと言っても信じてもらえなかったので、ストレートパーマをかけたら、今度は天然パーマだと知っている先生にストレートでもパーマは校則違反だと叱責を受けました。
事情を話したらその先生は謝ってくれたが、腑に落ちないと文句を言った記憶があります。
ちなみにほかの学校では「天然パーマ証明書」なるものがあると聞きましたが、うちの学校にはありませんでした。
今でもこればかりはどっちが正しいねん!
と文句を言いたいです。
私は小、中、高とほぼ校則のない環境でした。小学校時代から髪を染めてる子、化粧している子、イヤリングやピアスをしている子と様々な子がいましたが、奇抜すぎる格好、だらしない格好や極端に激しい露出をするような子はほぼいませんでした。生徒もオシャレやしたい格好はしつつも常識や分別をきちんと持っていたからだと思いますし、そのあたり意外と考えているものです。
学校のイメージ等が気になるのもわかるし、施設の管理や登校環境の都合上必要な校則もあるけれど、生徒を信頼して校則は必要最低限にした方がかえって常識、世間を考えることにも繋がると思います。ましてや意味のないブラック校則など、生徒から考える力や常識を身につける力を奪いかねないのではないでしょうか。
白シャツの場合、逆に透けるんですけどね。
派手な色ではないにしたらいいのに。
黒とか紺とか。意味わからない校則多いですね。
その場で帰れってなるのかね。
あと、真っ白の下着って結構なくない?
学校側は変化することを恐れてるのか、ただ面倒くさいのか知らないが、明らかに時代に合ってない校則は変えて行かないと、反発が強くなるだけだと思うけど。
もしくはせめて何の意味があってその校則があるのかを示して欲しいよね。
先生達だって何でその校則があるのか知らないものも多いと思うし。
そこでいらないと思えば無くすか、今に合ったものに変更すればいいんだよ。
見た目の問題であり服飾規定だから
「部活動の強要」もウチの地元では中学がそうだったけど、部活は全て運動部だったので「体育の一貫」として教育の範囲内なので納得出来る
高校だと部活強制はほとんど無かったが団体行動や組織行動の教育にはなる
他人、特に世代の異なる人と付き合う事で協調性や共感性、その他将来社会に出た時に必要なスキルの向上が図れるしだけど下着は意味不明
もちろん「学生にオシャレは不要」みたいな前時代的な意味があるであろう事は想像出来るが、なにも隠れて見えないパンツまで規制しなくても
それでも、体育などの着替えで同性同士「見せ合う」「比べあう」で弊害が生じるから一定の必要性は理解出来る
貧富の差やセンスの差によるイジメを無くすため学校が商品を指定して同じ物を使わせる現代
パンツだって同じ色じゃないとイジメの対象に?
世の中には多様性や差別があることを教え、それをしたらどういう結果になる可能性があるかを説くのが先生の責任。
それを踏まえて何を選択するかは生徒の自由(責任)。
日本もそんな学校になるといいね。
「男子はスポーツ刈り未満、女子は肩まで」という校則の改善をしていた時期だった。
当然ながら、それ等「ブラック校則」は制定された当初は意味が有ったのだろう。
それは、所謂当時のステレオタイプな「学生観」を維持させるという事からだったり、不祥事が起きた事への対応だったりする訳だが、他の歴史的事案同様、結局は「意味ある感情・記憶」から切り離されて、条文の独り歩きが起こる。
校則は「伝統」を勘違いしている場合と同様、条文を一字一句変えずに運用する事が正しいのではなくて、校則の意味を理解して、条文は今に合わせていくのが正しい。
時代に合わせ、精査していくことは必要だが、校則をなんでもかんでも廃止し、子どもたちな良心に委ねるのは危険。しかし、後者を望んでいる人が少なくないように感じる。
身だしなみに関しては、染髪や色シャツなど受験のときにしていかないほうがよいことは、普段からすべきではないと思います。
確かに女子も制服をズボンにすれば良いと思います。
私も高校生の時、私立だったためか校則は厳しかった。
しかも、女子はみんなスカートを短くして、男性教師が「見えるぞ」と言っても「見えないから大丈夫」とか「見えてもいいのを履いてる」と口答えを…階段では私もスカートの短い同級生を見て、ヒヤヒヤしました(←私は女です、それでもヒヤリとします)
私自身、両親の髪が茶色に近く、日光でさらに髪は茶色になりやすかったので、母が小学校の頃から「髪の色は遺伝です、決して染めていません」と担任に説明をしていました。(中学校まで「染めてるでしょ」と友達に言われて傷ついた)
下着も透けて見えるなら、肌に近い色にすれば良い。
ただ、髪のことや、何でも「遺伝だ」などと履き違えする人が増えないか心配です。
私の出身校には、制服も校則もなかった。
だから分厚い生徒手帳っていうのも無し。
自分は男だけど長髪でパーマかけてたし、アロハとショートパンツで登校してた奴もいた。
それで近隣から苦情なんてのも来なかったし(もしかしたらあったかも知れないが、学校が無視した)、校庭での観桜会や文化祭に招待したり、学校周囲の定期的な清掃やコミュニティ参加などで、周辺との関係は良好だった。
一方、遅刻は授業を中断させて他人に迷惑をかけるので、欠席より罪が重く年間20回の遅刻で、落第になるほど厳しい規則もあった。
趣旨はあるのだろうが、それを解釈運用する能力もない先生方が作ると、ある生徒には合理的な規制をするために他の生徒には不合理な規制は増えていく。
男子生徒が下着を見ることが前提なのですね。その方が問題かと思うのですが…
やる気のある生徒はやる気のない生徒がいるだけで嫌だろうし、やる気のない生徒にとっても無駄に拘束されるだけだから、部活を強制的に参加させるのはデメリットしかないと思う。
授業中のタブレットも使い放題ですし、教室内は何故かお掃除ロボットのルンバが走り回っていますが、撤去されることもないです。冬場の昼休みでは生徒たちがIHでお鍋パーティーをしていたりもします。教員は参加することがあっても、注意することはありません。
ちなみに私の出身校の規則は「上履きと下履きは分けること」だけでした(笑)
多分公立私立、偏差値によって大分校則が違うのですね。
息を吸うように咳をする人いますからね。
ゲホ!ゲホ!と一日中やられると気が散って仕方がない。
中学3年の時に校内新聞に校則の決め方に関するルールと実情について批評する記事を書いたら職員室に呼ばれて体罰を受けたことがある。
小学校時代から教師のモラルには疑問を持ち続けていたが、あの一件以来教師や学校が信用できなくなった。
理由が理不尽もしくは矛盾してる校則はただ学校が生徒を押さえつけて忠誠心を植え付けるのが目的と思われても仕方がない。
先生に対しての態度や素行は結局その人次第。
校則で生徒がみんな模範生になるなら学校の先生は苦労しないだろう。
スカートが長いのは不良なんだってさ…
今の若い人には更に意味不明でしょうね。
社会にでてもあまり役に立たないと思います
ブラック校則は近年増加傾向にある。
教師の90%以上が校則は時代に合わせて変わるべきだと思っている。
つまり現代の学生に合わせた結果、厳しすぎる又は一見すると意味が分からない校則が増えたということが分かる。
学生の過激で大人から見ると意味不明な行動に合わせた結果だとしたらこれから更に増えるんじゃないかな
海外生活が長い視点で見ると、こういう「日本にしか存在しない歪んだ問題」が物凄く鮮明に見える。
社則も同様。
日本人は集団になると頭が悪くなる性質でもあるのかね?
全世代が自分で考える、疑問を持つ力がない。
論議ばかりで何も進んでない気がする
茶髪問題もどうだろう。ハーフ、クウォ―タ―の人はどんどん増えるわけだし、染髪禁止だけでいいと思う。あと教師も守らせることで生徒も納得するんじゃないかな。ズラ、白髪染め禁止など。
向き合うという、地味で詰まらない誰が得するんだというような態度が必要なのは言うまでもなく
非常にストレスのたまる厄介な仕事ではあっても、それこそが仕事。
行き過ぎた校則を作った先生達は
何をそんなに怖がっているのですか?
あと
女子の下着指定ですが
それこそセクハラだよ。
この変態教師どもが
って、思われちゃいますよ?(笑
)
悪い面もいい面もあるのでしょうけどね。
一般の教員はそこまでの権限はありませんよ。
ロケットペンはOKだったかな?
何でダメなのか先生に聞いたら、色が薄いからとか、すぐに芯が折れるからとか、芯が無くなると書けないからとか言われたけど、全く納得はいかなかった。今考えても理由になってない。
小学校の体操服の下、シャツ禁止っての。
シャツ着たまんま体育して、それで着替えたら風邪を引くからって理由なんだけど、
白の体操服の下、しかも割と透ける。
特に女子にしたら嫌で仕方ないんだけど。
くしゃみは3回までって無理だ。一回で小さいくしゃみが連続して出ちゃうから、一度のくしゃみでアウトだ。3回以上したらどうなるんでしょう?
スカートを短くしちゃダメ、地毛を染めちゃダメ、ピアスの穴を開けない、化粧しないとか基本的なもの以外で不必要な校則は無くしていけばいい。
黒染めの強要は人権侵害だし、下着の色の確認などハラスメントの域を超えて犯罪。「ルールがなぜ必要なのか?」を学ぶのも学校の意義の一つのはずなのに、このままでは子供たちにとって「ルールは自分を苦しめるもの」という位置付けになりかねない。
それはそれで 教育権を奪う事に成りますよ
当時は必要だったかも知れんが、こういうものは時代に合わせてこまめに改正すべきなんだが。
まあ、教師が「思考停止」してるからどうしようもないわな。
くしゃみ4回したらどんな罰則があるのでしょう。
そうすればトラブルも減ると思うが?
管理人の率直な感想
くしゃみ3回までは非常に困りますね。
僕は花粉症なので、3回までと言われても無理ですし、体質的な問題なので「今日は4回目だから帰れ」とか言われでもたら帰り道で泣くかもしれない。
好きで花粉症になる人なんていませんから。
体質といえば髪の色もそうです。
もともと茶色がかっていて、それを黒に染めろと強要するのは酷い話。
染髪がいけないという理由なのだとしたら、黒髪に染めるのも染髪です。
そうなってくると、極端な話かもしれませんが肌の色も言われかねません。
地黒で「肌色にしなさい」と言われでもしたら、立派な人権問題ですよ。
訴えてもいいくらいです。
僕の学校では、真冬のマラソン大会のときに、半そで短パンで出場しなければいけないという規則がありました。
公式のマラソン大会ならユニフォームとしてそういうスタイルもありますが、校内マラソンですよ。
先生に何故かと聞いても「そういうことになってるんだ」「先輩たちもずっとそうだった」というから話にもなりません。
時間を守るとか提出物はしっかり提出するとか、そういったものに関しては社会に出てから凄く大事なことになってくるので規則としてあった方がいいと思いますが、意味不明なものは勘弁していただきたい。
仮に生徒やPTAが意味が分からない場合は、学校側がその校則の意味を理路整然と説明できて然るべきです。
一教師にどうにかできる問題ではないと思いますので、これだけ「ブラック校則」として話題に上がっている件に関しては、教育委員会も真摯に向き合ってほしいと願います。
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