「あなたは犬派ですか?猫派ですか?」
この質問はもはや愚問なのかもしれません。
現代の日本人は動物愛に溢れています。
犬が好きな人は猫も好きだし、猫が好きな人は犬も好き。
「犬は好きで飼ってるけど猫は嫌い」なんて人に、僕は出会ったことがありません。
『犬は人になつく、猫は家に居つく』という言葉があります。
しかし今は、猫も室内飼いが当たり前になりつつある空前の「猫ブーム」でもあります。
昔より猫は人間と共存してきました。
現代において、猫は遥かに人間と距離が近づいた存在になっています。
今回はそんな猫について近年の研究から分かったことをご紹介します。
最近になって分かった猫に関する謎
十数年前から「かつてないほどの猫ブーム」が続いている日本。
それは元号が令和になった今も、そしてこれからも変わらないでしょう。
昭和時代は猫といえば外飼いが主でした。
今は室内飼いで猫と共に暮らしている人が多いです。
もはやペットではなく家族とも言える存在になっています。
それと共に猫に関する研究結果も次々に発表されています。
今まで謎だった猫に関する不思議。
ベスト5です。
猫の尿が臭いのは「コーキシン」のせい!?
皆さんは「コーキシン」という言葉をご存知でしょうか。
もし知らないという方は、この機会に知っていただければ、猫トイレの掃除も少し気が楽になるかもしれません。
というのも、コーキシンというのは「なぜ猫のおしっこは臭いのか」という問題に関することなのです。
コーキシンとは、猫の尿にしか含まれない新しいタンパク質のこと。
2006年に岩手大学と理化学研究所の研究チームによって発見されました。
この「コーキシン」こそが研究の結果、猫の尿臭の原因であることが判明したのです。
今後、猫の尿の臭い対策に効果的な方法も編み出されるのかもしれません。
ちなみにこの「コーキシン」という名前の由来は、『猫は好奇心が旺盛だから』という理由で名付けられたとのこと!
研究チームも猫に負けず劣らず好奇心と柔軟性に富んでいたようです。
凍結保存の卵子で子猫が誕生!?
2007年に冷凍保存状態の飼い猫の卵子から子猫を誕生させたと発表されました。
アメリカと日本の共同チームの研究によるものです。
ネコ科の卵子は冷凍保存が難しいとされてきました。
この研究により成功したことが一躍話題になりました。
この研究は、絶滅が危惧されているネコ科動物の保全に役立つことが期待されています。
将来的に、多くの動物たちを救えるかもしれません。
謎だった猫の「ゴロゴロ」にはこんな意味もあった!?
猫は心地良いときや気持ちが良いときに「ゴロゴロ」と喉を鳴らします。
なんと2009年の研究で、「ゴロゴロ」と「高い周波数の声」を組み合わせることにより、要求を通そうとする猫がいることが明らかになったのです。
しかしながら、この鳴き方は猫に『もともと備わっていたモノ』なのか、それとも『人間と共存するうちに会得したモノ』なのかは未だ不明とのこと。
「ゴロゴロ=気持ちが良い」が全てではないという新事実です。
猫も「アルツハイマー病」にかかる!?
東京大学などの研究グループが、ツシマヤマネコの脳内で人間のアルツハイマー病とよく似た変化が起こることを発見しました。
2012年のことです。
人間と完全に同じではないようですが、『猫と人間』という異なる生き物なのに同じような病気になる恐れがあるという事実。
昨今では動物医療の技術が進み、猫の寿命も延びてきています。
このような研究が更に進むことを望んでやみません。
猫は人の声を聞き分けていることが科学的に解明された!?
猫が飼い主の声を聞き分けることができると発表されました。
2013年のことです。
「そんなの当たり前!」と思う方もいるかもしれません。
しかし数々の実験の末に科学的に明確になったという事実が凄い。
「自分の声をなんとなく聞き分けている感じがする」ではなく、明確にしっかりと聞き分けているということです。
そう、あなたの愛猫もあなたの声を、そして気持ちをしっかりと理解しているのです。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190430-00007802-nekomag-life&p=1
ネットの声
ただ一つだけ変わらないのは「やっぱり猫はカワイイ!」との一言です。親バカかな?
面白いね。
どうか猫の人口血液の研究をお願いします。
先日、知人の病気の猫さんへの供血の為にウチの猫を連れて行き、検査をしたところ…、まさかのB型!
ただでさえドナーが少ないのにB型なんていないに等しい…。
もし、ウチのが輸血が必要な病気になったら何もしてあげられずに終わってしまう。
どうかどうか猫の人口血液の研究をお願いします
旦那が帰って来ても知らん振りしてるけど、息子が帰って来る前に玄関で待ってる。
だから猫が起きて玄関を見つめて玄関でスタンバイしてると、息子が帰って来たのが分かる。
他人の足音には何ら反応しない。
そして息子が玄関を出て行くと凄い鳴き声で後追いして行き、暫く閉められた玄関で鳴き喚いてる。
10年近く一緒に住んでいても、夜にトイレに行く時に廊下を振り返ると、後をついてきた猫の姿にビクッとする時が今もあるけど。
人の声は聞き分ける、郵便屋さんや宅配の車は無視、家族の車のエンジン音は反応するので聞き分けてる。
うちの猫だけかもですが、化粧が濃い人は嫌い。
その声の主は愛猫が一年ほどお世話になった人だった。ちゃんと覚えている事にびっくりした。
撫でてほしい時はなぜか脱衣所に待機しています。で、通りかから私を猫キャッチ!してきます…。
毎日めんどくさいです。
重度の猫アレルギーです、
特効薬の研究を心よりお願い致します〜
主な猫の仕事は「かわいい(´・∀・)」が仕事です。忙しいです。
実はここからが楽しい
寝る前の猫動画鑑賞は必須科目なのだよ。
猫ブログもね。
研究を進めていくうちに気付いた事は、猫動画を見る事でストレスは減るが睡眠時間も減るということ。
最近うちの猫さんが
猫っぽい行動をするときがある
今も側でにゃーにゃー可愛く鳴いてますが何言ってんのかわかんないw
今飼ってる子がウルサく感じるけど可愛いのは同じ
何故かね?
毎日違う匂いも愛おしい
町中もっと猫で溢れたらいいのに。
日本人が全員一人一匹猫を飼えば平和な世の中になるはず。
口はきけなくとも、ちゃんとあなたのそばにいます。
オレ!ネコって悪い人間の生まれ変わりだと思う時が
ある ネコの喧嘩やネコのいたずら、などなど
悪人間そっくりじゃん わら。
自分の要求を通す為に甘えたり、調子が悪い主の下僕に、そっと寄り添って癒したり、然り気無い優しさがたまらない。
猫と暮らしている自分は幸せです。
このことを科学的に証明するため、私は今日もお猫さまに可愛いと伝え続けよう。
管理人の率直な感想
猫は可愛い。
それは絶対なのですが、もしも猫が人間の言葉を喋れるようなアイテムが開発されたらどうでしょう。
猫の鳴き声を人間の言葉に変換するような機械。
関係性が変わるかもしれない。
口喧嘩もするかもしれない。
同じ屋根の下で無視しあう時期もあるかもしれない。
それでも猫に「出ていけ」とは言えないですしね。
餌が貰えなくなったら困るから自分の意見を言わない子になっても困る。
人間と猫は今の関係が一番なのかもしれません。
猫の腎臓病に関する研究を望む声が多いですね。
こればっかりは人間が猫へ与える餌を徹底的に管理するしかない。
可愛いからといって人間の食べ物を安易に与えてはいけない。
猫の餌に関しては以前に記事にまとめましたので、こちらからご確認いただければと思います。
どんどん明らかになる猫の謎。
これからどんな新発見があるのか楽しみです。
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