今年、ミステリー雑誌『ムー』が40周年を迎えた。UFOや古代文明、未確認生物……。同誌は一般的に「オカルト」の一言で片づけられてしまう様々なテーマを、真剣に検証してきた。編集長の三上丈晴氏が、’19年に読者から高支持を得た3大企画を紹介する。
ロズウェルUFO事件 72年後の新事実(11月号)
‘47年7月、ニューメキシコ州ロズウェルに「空飛ぶ円盤」が墜落した――。
この米国紙の報道で、世界に衝撃を与えたのがロズウェルUFO事件だ。『ムー』は、事件現場に取材班を派遣。72年ぶりに新たな真実を掴んだ。
「UFOは読者人気の高い定番企画の一つです。地質学の権威フランク・キンブラー教授らに協力してもらい、UFOが墜落したと思われる現場を徹底調査。3つの金属片を発見しました。キンブラー教授は、過去にも現地から20個以上の金属片を見つけています。ニューメキシコ工科大学のミクロ分析器で解析したところ、回収した金属片は地球にはない物質で構成されている可能性があるとのこと。実証されれば’47年に墜落した物体が、UFOである証左になるんです」
ロズウェル事件の裏には、宇宙人からの警告があるという。
「ロズウェルには米軍の空軍基地があり、第2次世界大戦中にそこからB-29爆撃機『エノラ・ゲイ』が飛び立っています。『エノラ・ゲイ』は太平洋のテニアン島を経由後、広島上空に飛来し原子爆弾を落としました。ロズウェルにUFOが来たのは、『人類を滅亡させるような原爆など持つな』と警告をしにきたのかもしれません。核施設周辺には、UFOの目撃情報が多数あるんです」
アポロ月面着陸の疑惑 UFO目撃情報(5月号)
UFO関連では、今年50年目を迎えた米国の「アポロ計画」による人類初の月面着陸特集も人気が高かった。だが本当に人間が月に到達できたのか。当時の映像を見ると、いくつかの重大な疑惑が浮かぶという。
「’69年7月20日午後4時18分、アポロ11号が月面に到着。ニール・アームストロング船長とバズ・オルドリン飛行士が人類で初めて月の表面に降り立ったとされていますが、このこと自体が米国の捏造ではないかという説があるんです。疑問はおもに2つ。まず地球上空には『バン・アレン帯』と呼ばれる高放射能帯がありますが、アポロ11号が通過した際、当時の装備で飛行士は生きていられたのか。2点目は真空であるはずの月面で星条旗を立てた際に、なぜ揺れたのかということです。NASA(米国航空宇宙局)は、正式に反論しています。放射能については『バン・アレン帯をなるべく避けるルートをとり、通過する際も1時間以内に突破した。そのため飛行士が浴びた放射線量は非常に少ない』。次に揺れた旗についてです。『星条旗の上部にはワイヤーがあり、旗にシワが入った。さらに飛行士が旗のポールを回したため、はためいたように見えた』と」
米国はさらに“重大な秘密”を隠そうとしているという。
「UFOの存在ですよ。月面着陸の中継で一度映像がストップしてしまうんですが、その時のアームストロング船長と管制室の交信をオーストラリアの青年が傍受したんです。会話は以下のようでした。『信じられない! 我々とは別の宇宙船がいる。クレーターの向こう側に並んでいる。ヤツらはもう来ている』と。ヒューストンにあった管制室は『彼らに近づくな』と指示を出しています。後にアームストロング船長は英国のUFO研究家ティモシー・グットのインタビューに応じ、UFOについて次のように証言しました。『巨大で威嚇的ですらあり、アポロ宇宙船よりはるかに大きかった』と。同乗していたオルドリンも月に向かう途中、アポロ11号に寄り添うようにして飛ぶ物体を見たとされています」
よみがえる大預言者ノストラダムスの真実(8月号)
空から恐怖の大王が降りてくる――。
こうノストラダムスが予言した“人類滅亡の日”は、’99年7月だったと言われる。あれから20年。人類は滅亡せず生きながらえている。『ムー』は予言研究の第一人者で、’73年に出版した著書で日本にノストラダムスブームを起こした五島勉氏のメッセージを掲載した。
「五島氏はノストラダムスの文献などから、予言には時差があったことをつきとめています。予言に的中するのが、’01年9月11日に起きた同時多発テロです。空から2機の大型航空機が世界貿易センタービルに突っ込み、2棟の高層建物が全壊した。米国は激怒。アフガニスタン紛争やイラク戦争に発展していきます。まさに人類滅亡の危機にあったのです。さらにノストラダムスの予言と新約聖書の『ヨハネの黙示録』合わせて読むと、悪の勢力を阻止するのは『日の出の天使』であることがわかる。五島氏によれば、『日の出の天使』とは日本人のことだそうです。日本人は人類を救う使命を担っているんです」
多くの人々が信じないような事象を、真剣に検証してきた『ムー』。今後も科学では説明できない超常現象を深掘りし続ける。
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参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191130-00000008-friday-ent
ネットの声『みなさんにとっての「ムー」』
普通に面白かったですよね。
UFOとかイエティとか謎のわくわく感がありましたよ(笑)
荒唐無稽とか批判されますが、それを楽しむ夢とか浪漫とか心の余裕とかも大事だと思うの。
ハッブル宇宙望遠鏡の時、銀河は1000億個。
ケプラー宇宙望遠鏡になって2兆個!
実際はどの位あるのか見当もつかない。
たった一つの天の川銀河ですら、想像もつかない程広いのに。
確率論からいえば、宇宙のどっかには100%いるだろう。
なんか、以前と違う話が徐々に公開?されてる。この潮流とは?って思う。
そして、もうどこにも核武力が使用されないようにと思う。
UFOの他に、心霊現象とか、超常現象とか載ってたな。
あの雑誌のどの程度の内容が本当なのかね?
まあ、ロマンを売っている、と言えばいいのかも知れないが。
見える前は神様の使いである鹿を間近で見たりしてその後に突風が吹くんで分かると思いますよ!
自分以外の日本人が見れるようになれたら良いなぁ。
それが風船であろうが、飛行機だろうが、所属等未確認の場合はUFOのカテゴリーに入るだろう。
面白い夢を見せてくれますねえ。
編集長のルックスも、ムーに合ってる..
四行詩引用一件につきロイヤリティが入るような権利でも持ってたら子孫皆万々歳やったやろうな。
このアヤシさが結構好きだったりする
宇宙人はいる
どんな形でどんな暮らしをしてるのか
リアルな想像図さえ見たこと無い
ロマンだなぁ
お、おう。
管理人の率直な感想
40年も続いているのが凄い!
小学生とか中学生の時は僕も夢中になって読んでいました。
「えっ!」「マジかよ・・・」「大変だ」そんなことの連続。
けど、何も起きない。
ムーには夢が詰まっていた。
僕らは夢を見させてもらっていた。
しかし、高校生くらいになると「なんだこの子供騙しは・・・アホくせ~」と冷めてしまった。
それから幾年月。
分別の付いた大人になってから読んでみると、これがまた面白い。
大人たちが真剣になって科学では説明できない現象を科学ではなく手探りで探し続けている。
その姿勢は一切ぶれていなかった。
ぶれていたのは僕だったのかもしれない。
ムーを開いたその世界の中は、純粋だったあの頃のまま。
結局、ムーが具体的に今まで何かを解明したのかというと、限りなくNO。
つまりまだ夢の中。
「夢中」ってやつです。
夢中になって読んでいる自分がいる。
UFO、宇宙人、UMA、オーパーツ、地球空洞論、古代文明、タイムトラベラー、あらゆる世界のタブーにも切り込んでいく。
素敵だ。
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