「なんでいつも否定してくるわけ?」 突然、友人から指摘された〝口癖〟に、心から驚いたマンガが話題になっています。作者に制作の経緯を聞きました。さらに方言の専門家にインタビューすると、その口癖が発せられる「背景」も判明しました。
「あら」「えっと」ぐらいの音
話題になったのは、9月6日に漫画家さわぐちけいすけさん(@tricolorebicol1)がTwitterに投稿したマンガです。
「前々から気になってたんだけど…なんでいつも否定してくるわけ?」
友人からそう問われた主人公は驚きます。
「いやそうだっけ?」「それ!それのこと!なんで毎回否定すんの?」「否定してないよ!」
「いやぁいい天気ですね」「いや今日も頑張ったなぁ」
そんな風に「いや」を使う主人公。
「感嘆詞として使ってたの…?」と驚く友人に、主人公は「これ口癖みたいなものかも。プラスの意味もマイナスの意味もないもん」と受け止め方の違いにがくぜんとします。
東北出身の主人公は、友人から「方言みたいなものなのでは?」と問われて振り返ると、家族や友人たちが自然と「いや」と言っていたシーンが思い浮かびます。
「いや信じてくれ! 『あら』『えっと』的な音でしかないんだ!」
ツイートは瞬く間に拡散され、3.7万のいいねがついています。
「いやめっちゃ言うわこれ」「心当たりがありすぎて怖い」「否定ばっかりしやがってって言われた時、ほんとに違うのにって落ち込んでた」といった共感の声も寄せられています。
息継ぎと同じような感じで使う
作者のさわぐちさんは、友人たちとオンラインで会話していた時の体験をもとに創作したといいます。
会話があったのは投稿の2日前。「衝撃すぎたので、すぐマンガを描きました」と振り返ります。
岩手出身のさわぐちさん。「自分では『いや』と口にしていることを全く意識していなかったんです」と振り返ります。
山形に住む友人と違和感なくやりとしていたとき、それを聞いていた神奈川に住む友人のひとりから「なんで『いや』って言うの?」「文脈で否定していないことは分かるけど、『いや』を使っているということは、何か含みがあるの?」と尋ねられました。
「いや」に何らかの意味を持たせていなかったさわぐちさんと、山形在住の友人は、「否定の意味でとられてしまうことがあるのか!」と全力で驚いたといいます。
「方言かどうかも分からないんですが、たしかに振り返ると、東北でよく聞いていて、東京では聞いたことがなかったんですよね」と話します。
「『あのー』『えっと』と一緒で、息継ぎと同じような感じで使っているんです。ほかにも言ったことを強調したり、感情を込めたりするときに使っているかなと思います」
コミュニケーション考えるきっかけに
友人との会話をもとに、伝わりやすいように創作したマンガには「上司にこれですごく怒られたことがある」「『否定するな』が何のことか分からなくて口癖を直すようにした」といった反響も。
一方で、「話し相手と少しでも違う考えを持ちたいスタンスの人が、無意識につけてると思ってたけど、地域の話し言葉の慣習である可能性は考えてなかった」という受け止め側の反応もありました。
さわぐちさんは、仕事上の打ち合わせなどでは出づらく、気の抜けているタイミングで「いや」が出ることが多いそうです。
「気を許した関係だからこそ出てしまうのに、『この人、いっつも否定するよね』『機嫌が悪いのかな』って思われてたら悲しいですよね。これが方言かどうかは全く分からないのですが、『コミュニケーション』を考えるきっかけになればいいな、とマンガを投稿しました」
専門家に聞くと…大切な「一体感の維持」
「いや」は方言なのでしょうか? 東北大学方言研究センターの教授・小林隆さんに聞きました。
――東北で「いや」が使われることはあるのでしょうか。
感動詞のひとつですね。かつて感動詞(驚き方)の全国調査をしたことがあります。
そのデータで「イヤ」の出てきそうな調査項目をざっと見てみると、まず「イヤ」は全国で使用されますが、東日本、特に北関東から東北にかけてよく使われることが分かりました。
一方で、「イヤイヤ」のように「イヤ」を反復するのはほぼ東北に限られるようです。
特に東北地方は「感動詞」を使うことが多いんです。よく驚くんですよね。
――「よく驚く」とは、どういうことでしょうか。
農村型社会が基盤になっているところでは、お互いに驚き合う、感動し合うことで、コミュニケーションをとって一体感を維持することが大切なんです。
都会的になればなるほど、そういう現象が影を潜めていきます。
――「いや」が円滑なコミュニケーションになっているんですね。
たとえば、相手の言っていることに対して「いやーそうなんですか」と「いや」を使って感動してみるんですね。
「いや」だけではなくて、「いやいやいや」と重ねたり、「いやぁ」と伸ばしてみたり。
私自身は新潟出身なのですが、仙台の大学に来たら友人が「いやいやいや」とよく言うので、なんだか年寄りっぽいなぁと思っていたら、そういう理由でした(笑)
――なるほど(笑)。「いや」と話す側は、感動を伝えようとしているんですね。
それが、日常生活の具体例を調査すると、相手への受け答えとして出るだけではなく、語りかけるときに「いや」が出ることもあるんですよ。
荷物が重くて持ってもらいたいと頼むとき、「いやぁ重たくて重たくて。手伝ってもらえねぇべか」と自分の大変な状況をアピールするんです。
相手は「いや大変だべ」と答えたりします。「いやー重たくて、まいねじゃ(だめだ)」と会話が重なることもありますね。
――茨城生まれ・父が福島出身の筆者も、実は「いや」をけっこう使うんです。
先ほどの調査では、福島や北関東でも「いや」が多用されていたので、まさに当てはまりますね。
実は「いや」の背景には、感動を大切にする基盤があるんです。
東北は独特な感動詞が話されています。感情のひだを一音一音で表現していて、感情表現が豊かなんですよ。
朝ドラの「あまちゃん」で話題になった「じぇじぇじぇ」もそうですが、「ばばばばぁ」と驚く感動詞もあります。
しかも「ばぁ」と一音だけだったり「ばぁ~」と伸ばしたり、「ばばばばぁ」と重ねたり、変幻自在で、言葉本来のフレッシュな感覚をよく残しているんです。
これまで方言研究では「感動詞」はなかなかスポットライトが当たっていなかったのですが、ようやく研究されて分かってきたところでもあります。
コミュニケーションの違和感には、話し手の性格だけでなく、意外にも方言の地域差に由来するものがあることが分かって、すごく興味深いですね。
そういう視点を持っていただけると、不要なトラブルも減るのかなと思います。
何か反応が変だな、と思ったら
マンガを描いたさわぐちさんは「方言を変えてほしい、直した方がいいとは全く思ってないです。でも違う受け止め方をされてしまう可能性もあるんですよね」と苦笑します。
「あれ、最近仲良くなった友達の反応がなにか変だな……と思ったら、自分のマンガを見せて『こういうことです』とお知らせする粗品のように使ってもらえればうれしいです」と話しています。
参照元:https://withnews.jp/article/f0220912001qq000000000000000W02c10201qq000025091A
「いや」は本当に東北弁なのか【みなさんの声】
私もここ10年位前から会話をしていて、相手の話しが終わり自分の話になる時に「でも」とつけてから話す事が多い事に気がつき、それ以降、気を付けるようにしております。そのせいか他の人の会話が耳に入った時にはついつい、その接続語が気になってしまいます。
特に多くな。と思うのが「ってゆうか」「でも」です。
で、その後に続く会話を聞いて、それが接続語か、それ以外か確認してみると、見事にその人が言っていた事とは違う自分の話になっている事が多々あります。(これは接続語ではないような・・?)と勝手に観察しております。気かつきはじめてからは、「なるほど」「それではこういう・・」など、と始めるように気を付けています。言葉は相手や自分を元気にもできるし、凹む事もあります。言葉は大事ですね。
イヤ、そんなことはない。みたいな相手が言った言葉に反対する言葉なら、普通に否定形だと思うけど。
いやー、天気がいいな。みたいな自分から発する言葉なら、気持ちに勢いが付く程度の言葉かな?と言う感じ。
「ここ結構美味しいよね?」「いや、めっちゃ美味しいのさ!」というやり取りが何回もあって、当時は結構というニュアンスが否定されて、めっちゃレベルだよ!って意味と認識してました。あと、~なのさ(これも当時は方言と気付かなかった)が何か気取った感じでイケ好かんなとも思ってました。
それに続く会話は必ず何かを否定する言葉。
その人は東京生まれの東京育ち。
他にも「でも」「てゆーか(口語そのまま)」が口癖。
方言か方言じゃないかの判断は
それに続く言葉の内容が鍵になりますね。
単なる同僚だから指摘しなかったけど、本当に何に対してもまずは否定から入る人だったので、ただの感嘆詞で否定の意味はないという感じはしなかった。
「いや」と「そうではなくて」が口癖って感じ。
人の振り見て我が振り直せで、自分は気を付けようって思ってた。
いつもイラっとたけど、あれは方言ではないと思う。
京都出身だったし、マウント取りたい一心の面倒くさいやつだった。
逆に感嘆詞の「いや」は会話の雰囲気で分かる。
部活の飲み会とかで
俺たちはわかってるけど、いや、って言うの否定っぽく聞こえるんよなー
やめた方が女の子受けいいと思うわー
とか言われたことありますね……
いや、いや、に大した意味ないんだよ……と言いたいですけど、実際評判悪いみたいです
というわけで最終的に
せやなぁ……
に落ち着きました。
意味は完全に同じつもりですが、こっちは何も言われたことないですね。
実際ウケが悪い言葉ってありますから、言い換えを模索するのも手ですよ。
こういう場合「いや」の後に間がない。否定の意味を読み取る間もなく次のの言葉が続くからだろう。もちろん「いや全然違うよ」って場合もあるがどっちにしろ間投詞と変わりない。
手土産を持ってきたら「ヤダァ〜ありがとう」髪型を変えたら「ヤダァ〜髪型変えた?」「ヤダァーこの服かわいい」
って言うのでイヤか嬉しいのかどっちやねん
と関西人の私は思います。
口癖ってなかなか直せないので本当に注意ですよね。
って説明出来るが、指摘されないで心の中で思われてたら、嫌だな。
柴田理恵さんとか、よく使ってるイメージがあります。
話す気が無くなるわ
『逆に』という曲を出していたのを思い出しました
「逆に」「…的な」「ぶっちゃけ」「…みたいな」
「っていうか」を使い過ぎてるよね、という歌詞でした
【否】《感》
同意しない態度を表す。いいえ。
「―、違う」
2.
《感》
驚いたり、具合の悪さを感じたり、てれたりした時、発する語。
「―、すっかり面倒を掛けてしまったな」
方言云々ではなく、文脈による。
「いやっ奥さん!久しぶりやないの、どないしてはったん?」
「いやっ、これかわいいやん!なんぼするんやろ?」
「いやっ高っか!」
「いやっなにこれ、めっちゃ美味しいやん!」
「いやっ、いややわぁそんな褒めんといて~」
ニュアンス的には「うわっ」に相当する感嘆詞なのでしょう。
さらに「嫌」が絡む内容が絡むとかなりややこしくなりますね。
て感じでいくよくるよさんの漫才に頻出してた気がするので関西弁かと思ってました。
「いやいや、まあ何て言うかねぇ、あの場面はバッター勝負やから」
みたいに岡田監督がよく使ってたのは関西弁ではなく単に口ぐせだと思ってましたが。
「さっきの、めっちゃ焦ったよな」
に対して、
「いや、ほんまにそう」
とか返します。
でも〜、ていうか、てか、などなど。
それだけを取り出せばたしかに逆接や否定だけど、会話中で明確に逆接や否定として使われているのは少ないよね。
でも相手にはそう聞こえてしまうかも。
「いや〜」が気になるっていう人も、「でも〜」は使ってるかもしれないし。ていうかが口ぐせかもしれないし。
ひとつは言う方も気をつける。もうひとつは聞いた方も過敏になりすぎないのがいいと思う。
会社に入って最初の頃はかなりムカついた。しかししばらく経つと、べつに悪い人ではなく、頭から相手を否定してるんじゃなくて単なる話し方の癖なんだと分かった。
たとえば普通に親しい人と雑談などするとき、〇〇という事柄について自分が話すとすると、それに続けて、
「へえーそうなんだ。そうそう〇〇といえばこんなこともあったよ」
みたいに、まず相槌→関連した事柄に話を広げる、という流れになるパターンはよくあると思う。
しかし社長は、この”相槌”を飛ばして、さらに関連の事柄は”相手が言った事とは違うこと”という意図により、「そうやなくて」になるようだ。
これに気付くまで相当かかった。たぶん本人は自覚してないのだと思うけど、この癖のせいで作らなくてもいい敵もだいぶ作ってきたのだと思う・・・
「いや」一つにしたって、言葉の強さ、語尾の上げ下げ、語尾の長短などで、否定から、感嘆、次の言葉を考えるまでの少しの「間」、など話し手にとっても、聞き手にとっても多くの意味がある。
それを「いや」一つで片付けようとする言語学者の方が無理がある。
いやという日本語には、古くから、嫌、否、いやの3種類ある。
最後の平仮名のいやは感嘆詞で、びっくりの意味とか、意味がないけど呼びかけや出だしに使う。古典を読んでいるとよく出てくる。今でもびっくりの意味では使ってるよね。「いやー、参った」とか。
感嘆詞のいやの呼びかけの用法を忘れて、嫌や否と混同する日本人が増えている中で、特定の地方では残っているんだと思う。東北以外にも九州四国でも使う人は多いよ。辺境で残っているのでは。
自分も「嫌なの?」と聞かれたことが何回かある。
「てゆうか」は前に誰かが発言した後だと、その人の発言が適当な言い方でなかった事に対する言い直しに聞こえるのであまり濫用されるのは聴こえの良い感じはしないかな。
「逆に」も、会話の内容によるけど前の内容を否定、もしくは逆説でもなく引き継ぐ形をとっているのに「逆に」と言われると、「??」と感じるけど、口癖の人は深く考えて無いんだろうと思う。
「まぁ、てゆうか、逆にさぁ、、」なんて三連続の併せ技もあり得るかも。
刺々しいことを言うどころかホンワカ系の憎めない人柄であり、口癖なのは周囲も理解していたので、彼に対しては周囲もあえて「ていうか~」と話しかける遊びも生まれるほどでした。
でも、社会に出てから、いつの間にか言わなくなったなと思います。やはり苦労したのではないか、とこの記事を読んで思い返しました。
特に「でも」は無駄に相手に否定している印象を与え兼ねないので改めた方が良いと思いますね。
「いや、そうなんだけど」→「まあ、そうなんだけど」
「え、ウソでしょ?」→「え、本当?」
他県から来た子に指摘されるまで本当に気づかず
特に「ウソ」の方は「ホントホント、~」「それがぁホントらしいの」と相手が肯定するまでがセット。
ところが他県から来た子には通用せず
「ウソじゃないんだってば!!なんでいつもウソっていうの!!」とかなり強く抗議され
結局「いつもいつも過剰に反応しすぎ!!」とクラスの子達とトラブルに発展。双方、折り合い付かず
でも当時の会話って母親同士の会話(口癖)がそのまま子供にスライドしてたんで、他県から来た子にしたら「いつも否定される」という思いが強かったと思う。
その辺に気づいたんで、私の方が直しました
仮にいちいち指摘する人がいるのならその人との会話の方が嫌ですね。
友人からそれを指摘されて直しましたが、そのまま大人になっていたら嫌われていたような気がします。
ちゃんと指摘してくれる人を大事にしていきたいです。
「いや…」から入る言葉でも単品なら気にならない。
例文を出しても「繰り返し」にはならないので、方言なんだよ〜と言われれば、そうかと思ってしまうけど、「繰り返し」で出てしまっているなら、これは直すべき「癖」だと思う。
「いや」「でも」「て言うか」で返答するとクレームを増長させるので
Yes.But法で対応する様に教わった。
いったん「そうですね」と肯定して「しかし、~」と返す。
だが、近年はその「しかし」にまで噛みついてくるクレーマーも出てきたのでYes.And法に変わってきた。
「そうですね」で受けて「実は、~」と返す。
言葉狩りに過敏な時代になりました。
というのも「えー」に関しては「今日はえー、天気が良くて、えー気温も高くなりそうということで、えー、皆さんえー、熱中症対策をしてください。そこでえー、」みたいに挟みすぎ傾向がある。
そういう私は「何か」から入りがち。分かってる、分かってるんですけどね……。
いいニュアンスじゃないし、使いたくないのだけれども、癖というか必ず付けないと喋れないw
意識しないとだめですね。
無自覚だろうなとは思っていたけれど、この記事を見て方言ってこともあり得るのか、と納得したところです。
YESかNOかを尋ねている時に「いやー」は「NO」の意味に取られちゃうから印象変わるでしょうな。
更にそこに「いやー、そうだと思いますねー」とか「YES」の意味がある言葉が繋がると聞いている方は「どっちだよ!」ってなりますし。
話し方に悪意ないし、不快にまで思ったことはないけど、軽く引っかかる程度には。
方言というより単なる個人の口癖ではないですかね…?
ズブズブの東北人ですが、否定するときは「いや、違うね」とか「いや、それは〇〇だよ」のように、「いや」の後ろに、否定する言葉を使います。「いや」だけで済ませることはしませんね。
一方、「いやぁ」は「いやぁ暑いですね」とか、「いやぁ参りました」のように、否定ではなく「ホントに」程度の意味の日常的な軽い相づちなので、無意識に使っています。
「いや」と「いやぁ」には微妙なアクセントの違いやTPOもあり、「いやぁ」を方言と言ってしまえばそれまでですが。
でも確かに、若干否定的なと言うか、『ちょっと待って?』の語感が入っているような気はします。
だからと言って否定ばかりと言われるのは心外かなぁ……というのが本音ですね。
「いや、そうは言うけどね、それは少し違うと思うよ。」のような場面でしか使うことはないです。
他人の発言でもあまり気にかかったことはないですね。
私の周りだけなんだろうか…
「昨日暑くてすっげー寝苦しかったよね」
「だから!私もエアコンつけっぱなしで寝たわ」
最初「だから?」って塩対応されてんのかと思った
「まさしくその通り!」くらいの意味らしい
あれも、他の地方からすると違和感すごい
全国的なのだと、ていうかとか
「〜すれば良かった」が口癖の子がいて、例えば車でいつもの道が混んでいて細い近道を選んだけれど、「いつもの道にすれば良かった」、ランチメニューを2択で悩み食べ出した後に「やっぱりあっちにすれば良かった」
遊ぶ約束の当日が雨になり、用事があるとスルーしたもう一つの候補日にすれば良かった。
結構ストレスに感じたのでやめてって言ってしまいましたが、本人は無自覚でした。
否定的な言葉は少ないにこしたことはないと思います。
もちろん彼は全く悪くないんだけど、それを聞くたびに「自分の距離感をいとも簡単に飛び越えて疑問と主張を同時にぶつけられたような」感覚になって、いつも気持ちがゾワゾワしたなぁ。日本は本当に方言が豊かだから、時には意図せずとも行き違いやすれ違いなどが生まれることもあるよね。
「いやぁいい天気ですね」・・・こういうのは普通に使いますよね。
これは「いやぁ(それにしても)いい天気ですね」と、否定的な意味合いを持った言葉である「それにしても」が省略されているような気がします。
「いやそうだっけ?」・・・この場合の「いや」は明らかに否定の意味を持っていますよね。これも「いや(そんなことないよ)そうだっけ?」の「そんなことないよ」が省略されているのでは、と思います。
もしかすると東北の方は、会話を短く省略するクセがあるのかもしれません。
アドバイスを求められて答えても「知らんけど」、大丈夫やで、等と慰めても「知らんけど」と言われる時は、「なんやねん」と特にイラッとします。
口癖になっていて本人は何とも思っていないようですが、毎回否定されているような気になりストレスを感じます。でも、たまにしか会わない人なので我慢しています
「私が◯◯してあげれば良かった」
「私が聞いてあげれば良かった」
が口癖になってた、1時間話してたら5~6回以上言ってた。
「今更言っても変わらないからもういいって笑」って、別の友達が優しく突っ込んだけど、その時居たみんな同じ事思ってた。
本人はたぶん無自覚だった
逆に知りたいんだけど関東圏の人間は発言する前にどんな言葉を付けてるんだろ?
何もつけずに唐突に『いい天気ですね』とか言うのだろうか?
ウチのダンナさんに、この「なぁ」を注意されます、女性なら「ね〜」を使うべきと。
気をつけていても出ちゃいます。
友達同士では「だってな」「せやなぁ」
「ほいでな」「でもなぁ」
会話の端々に出てくるので難しい(笑
何を話しても、その帰省した友人が「で?」と言う。
え?あ、だから〇〇で…
で?
えっと、、、その…
で?
で、だんだん盛り下がってきたところで、
あっごめん!「で?」って、だからなに?みたいな意味じゃなくて、相槌なんだよ(汗)。私も最初はなんか周りが気分を悪くしてるのかと心配になったけど、違うんだよ!と。
それを聞いてホッとしたことがある。
関西の方が話始める時に使う「あのね」にびっくりした事はありましたね。
自分の事なのになぜ伝聞?と不思議だったが名古屋弁だと知ったら気にならなくなった
“いやいやいや〜いい天気だなー”
はよく両親使ってるんですが方言だとは知らなかったですw
“いやぁ〜↑”って語尾が上がるんで、否定で捉えられる事もあるのは驚きました。
あと、初めて聞くことも「〜じゃんね」と言う(〜したんだけど、程度の意味)
適当に「そだねー」言っとけばいい事案。
「いや、だから~」が癖の人いたけど連発されると
本当気分悪い。
以前の友人に、やたら「いや」と言ってくる者がいた。
周りからも、やはり直ぐ否定するって言われていた。実際、会話の流れから否定すらものが多く、今回あったような方言というには、まったく違ったものを感じる。
この「いや」だが、相手に対してはあまり印象の良いものではなく思う。
「前後の会話の中身で判断すればいい」と言う意見が少なくないが、人によってその中身の解釈は違う訳で、使う側としてはむしろイントネーションで分かるように話すことが大切だと思う。「そうではなくて」と伝えるときははっきりと、感動詞として用いる場合はそう分かるようにすることで、相手は不必要な身構えをしなくて済む。
言葉は相手に「意味を捉えられない方が悪い」と押し付けるものではないと思いたい。たとえ親しい関係でない人、たとえば客商売だったとしても、無味乾燥に言葉を並べないといけないってことはない。
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