【ブラザーペナルティ】「弟がいる長女は文系を選びやすく収入が低い」兄弟姉妹の組み合わせが人生に及ぼす影響

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きょうだいの組み合わせはその人の人生に影響があるのか。拓殖大学准教授の佐藤一磨さんは「弟がいる長女のほうが男性が少ない職場で働き、所得水準が低くなる傾向にある」という。その理由とは――。

■兄弟姉妹の組み合わせによって人生は変わるのか

我々人間はさまざまなものから影響を受けて成長します。この中でも大きな影響を及ぼす要因の1つとして、家庭環境があげられます。

家庭環境は子どもの成長に大きな影響を及ぼすと考えられ、経済学でもこれまでさまざまな分析が行われてきました。

この中で最近注目を集めつつあるのが「兄弟姉妹の組み合わせ」です。ここでの「兄弟姉妹の組み合わせ」とは子どもが2人以上いる場合において、同性のみなのか、それとも異性も含まれているのかという点を指しています。

子どもを持つ親にとって、何人の子どもを持つのかという点は自分たちでコントロールできますが、生まれてくる子どもの性別まではコントロールできません。

このコントロールできない子どもの性別の組み合わせが子どものその後の人生(所得水準、職種、高等教育機関における専攻、結婚・子どもの有無や配偶者の特徴)に影響を及ぼすのかという点が分析されています。

結論を先取りすれば、デンマークやアメリカの研究から「兄弟姉妹の組み合わせは子どもの人生に変化をもたらす」ことがわかってきています。

■弟がいる長女と妹がいる長女の違いに注目

デンマークやアメリカの研究で注目されているのは、第1子が女の子(長女)であった場合です。ここで第2子が男の子(弟)なのか、それとも女の子(妹)なのかによって、長女のその後の行動に変化が生じるのかという点が検証されています。

なぜ弟がいる場合と妹がいる場合で、長女の行動に変化が生じると考えられるのでしょうか。

この点に関して、デンマークとアメリカの研究は2つの理由を指摘しています。

■兄弟姉妹の組み合わせによって親の行動パターンが変わる

1つ目は、「親の行動パターンの変化」です。

「長女・弟」と「長女・妹」では親の子どもへの接し方に変化が生じると考えられます。この背景には、親は自分と同じ性別の子どもの方が一緒の時間を共有しやすいといった傾向があるためです(※2)。

例えば、男の子の場合、ある程度の年齢になると野球やサッカーといったスポーツをやることが多くなりますが、このような活動は母親よりも父親とやることが多いでしょう。

また、女の子の場合、成長とともにオシャレやメイクに興味を持つようになりますが、このような活動は母親とやることが多いでしょう。

このように、「父親は男の子」と「母親は女の子」と共に過ごす時間が多くなるため、「長女・弟」の場合だと、より同性の親の影響を強く受けるようになります。子どもはこの中でさまざまな行動や考え方、社会的規範も学んでいきます。

この結果、「長女・妹」と比較して、「長女・弟」の場合ほど、より伝統的な性別役割分業意識を持つようになると考えられます。

つまり、「長女・弟」の場合ほど、「男性=仕事、女性=家事・育児」という考えを意識し、それに準じた行動をとりやすくなるわけです。

■兄弟姉妹の組み合わせによって子どもの行動パターンも変わる

2つ目の理由は、「身近に異性がいることによる子どもの行動パターンの変化」です。

心理学の数多くの研究によれば、子どもは自分の兄弟姉妹と差別化することをつうじて、個性を獲得する傾向があります。中でも異性の兄弟姉妹がいる場合、自分の性別に準じた行動や態度をとることで、個性を獲得する場合があります。

例えば、弟がいる場合、長女の行動パターンが「よりお姉ちゃんらしく、女の子らしいもの」になるといったことが考えられます。妹がいる場合と違って、弟がいると自分の性別をより強く意識するというわけです。

このように、長女の行動パターンは妹がいる場合と弟がいる場合では異なってくると考えられます。

「長女・弟」の場合ほど、より自分の性別に合致した行動をとりやすくなり、これが伝統的な性別役割分業意識を持つことにつながると考えられます。

■弟がいる長女のほうが性役割分業意識が強くなる

これまで説明してきたとおり、「長女・弟」と「長女・妹」では長女の直面する状況が異なります。

「長女・弟」の場合ほど、母親と過ごす時間が増えるだけでなく、女の子らしく振る舞うことを意識するようになります。このため、「長女・弟」の場合ほど、伝統的な性別役割分業意識を持ちやすくなるわけです。

この結果として、弟がいる長女ほど、伝統的な性別役割分業意識に沿った学業・職業選択や家族形成を行いやすい可能性があります。

具体的に言えば、学業面では理系よりも文系を選びやすく、職業面では男性よりも女性比率が高い職種を選びやすい可能性があります。また、これらの職種は相対的に所得水準が低い場合が多いため、所得もやや低めになっていることが予想されます。

家族面では結婚し、子どもを持っている比率が高くなっている可能性があります。

以上のような予想が成り立つわけですが、はたして実態はどうなのでしょうか。

■弟がいる長女のほうが男性比率の低い職種で働き、所得水準が低い

まず、デンマークの分析結果から仕事、学業、家族面の結果を見ていきたいと思います。

デンマークはさまざまな指標から日本よりも男女間格差が小さい国として知られていますが、そのような国でも弟がいる長女と妹がいる長女の間で仕事、学業、家族面で違いが見られるのでしょうか。

実際の分析結果を見ると、その答えは「イエス」です。

「長女・妹」と比較して、「長女・弟」の場合は、職場における男性の比率が約1.2%低く、STEM(科学・技術・工学・数学)の分野で働く割合が約7.3%低くなっていました。

長女にパートナーがいる場合、そのパートナーの働く職種における女性比率も「長女・弟」の場合は約2%低くなっていました。

所得についても「長女・弟」の場合は、30代の年収が約2%低くなっています。このマイナスの影響は第1子を出産した後ほど拡大する傾向がありました。

学業面については、「長女・弟」の場合、STEMの分野を専攻する割合が約7.4%低くなっていました。

さらに、結婚・出産面について見ると、「長女・妹」と「長女・弟」で差はみられませんでしたが、「長女・弟」の場合は同棲割合が低くなる傾向がありました。

アメリカの研究では主に所得との関係を見ていますが、やはり「長女・弟」の場合は、年収が低くなっており、約7%年収に差が生じることがわかっています。

■ブラザーペナルティは存在する

以上のデンマークやアメリカの研究結果から明らかなとおり、「長女・弟」の場合では、伝統的な性別役割分業意識を持ちやすく、その考えに沿った学業・職業選択・家族形成を行いやすいと言えるでしょう。

子どもの性別は親でもコントロールできないぶん、この結果はショッキングです。

このような効果の負の側面は、「Brother penalty(ブラザーペナルティ)」と呼ばれています。少なくともデンマークやアメリカには「ブラザーペナルティ」が存在すると言えます。

ただし、その影響は必ずしも大きいとは言えません。

おそらく、この背景にはデンマークやアメリカでは伝統的な性別役割分業意識が相対的に緩やかであるという点が影響していると考えられます。

この点に関して、日本では伝統的な性別役割分業意識が色濃く残っているため、ブラザーペナルティの影響がより強くなっている可能性があります。

ただ、残念ながらまだ分析例はなく、今後の研究が期待されます。

参照元:https://president.jp/articles/-/52455

みなさんの声

名無しさん
文系理系選べる人はそこそこ勉強できるんだろうね。
うちの長女は数学できなくて文系にいかざるをえなかったから。
理系だろうが文系だろうが、女性で結婚して専業主婦やパートを選んだら自然と収入は低くなる。
多様化してるから、そんな単純な統計で語られるものでもないと思う。
名無しさん
弟に学費を残しておかなきゃと…思って理系は諦めた。国立に受からなくて私立になった場合の理系はエグい。
塾は行かず公立の進学校からストレートで国立に行った。対して弟は1浪して私立理系。
浪人の一年で私の四年分の学費が飛び、大学の4年間で私が3回卒業できる以上の学費が飛んだ。両親は泣いていた。
友人のご主人は理系の私立で院まで行って一人暮らしで奨学金1、000万。使い切っていたみたいで全額返済が残っているそう。専門職は狭き門なので普通の営業職。
理系は国立に行く学力か、親にお金がないと大変ですよ。
名無しさん
フルタイムで働き続けるとしてもマミートラックに乗せられて出世・昇給の道が閉ざされる、遠のく、
ということもあると思います。


名無しさん
高校2年ぐらいまで数学が得意で理系に行こうと思っていたら高3の数3と物理で撃沈。どれだけやっても入試問題レベルに到達しなかった。浪人して文転。もともと国語が得意で選択の日本史も大好き。浪人時代の勉強は楽しかった。
私の数学が得意はあくまで教科書や学校の授業プラスα程度で、入試問題レベルになると無理だったってこと。得意科目を活かそうとしたら志望校の入試問題を解いてみるべし。数3は太刀打ちできなかったが、国語や日本史は最初からそれなりの得点を出せた。得意のレベルは重要。
名無しさん
うちも姉と弟だけど、姉の方が頭良い気がする。
なんだかんだ、先を読む力があるから、上の子は稼ぐ女子になりそうな気がする。
そして、理系科目選んでるけど、文系科目も得意。文転したとしてもそれなりの大学行きそうだけどね!
弟は理系科目じゃないとなれない仕事が夢なんだけど、根気がないから、すぐに数学の証明でわめいてる。
理系は閃きのセンスと根気が必要。
名無しさん
うちの娘は反対で、英語と社会科が壊滅的にできなかかった。なぜか数学だけはできたので消去法で理系へ。
名無しさん
「弟がいる長女は文系を選びやすく収入が低い」じゃなくて、
「女は文系を選びやすく収入が低い」だと思います
例外はあるだろうけど、一般的に
名無しさん
日本人の場合は、男尊女卑まではいかなくても、男の子のほうが大事に育てられる傾向があります。
経済的に裕福なら同等に扱われる場合が多いと思いますが、そうでない場合、将来弟を大学に進学させるために、姉に大学を諦めさせるような親が一定数います。
まだまだ「女の子に高学歴は要らない」というのが根底にあるのでしょう。
姉妹なら、同じようにしてあげよう、という心理になるのでしょうが、姉弟だと、何事も弟が優先されてしまう。
苦労したり、親との関係が悪くなるのも、息子より娘の方が多い気がします。


名無しさん
アラフォーです。
今の世の中は違うかもしれないけど、私が子供の時は男尊女卑が残っていて、家庭内もその傾向でした。
女だからと家の手伝いをして、お姉ちゃんなんだからと我慢や弟へ譲ることを強要されて、弟は中学から私立でした。お前は女だから四年制大学ではなくて、高校まで公立で短大に行って就職して結婚しろみたいな。
その当時から教育にはお金がかかるから、男女でふるいにかけられていたのでしょうね。
名無しさん
田舎はその傾向が強いように思います。
我が家は首都圏にあり娘も都内私大に通っていますが、主人の田舎は地方の田舎にあり未だに「女に学歴は要らない」と思っているようです。
早く結婚して子孫を残して家を継ぐ事が大切な価値観になっているのが会話から伝わって来ますし、うちの娘は結婚願望もなく、勉強も好きでバリバリ働く気でいるので可愛げがないようですよ。
名無しさん
アラフォーですが、夫の両親がまさに「息子(夫)は男の子だから大学くらいは行かせないとと思ったけど、お姉ちゃんは女の子だから良い人を見つけて結婚して子供を産めば良いから」という考えでびっくりした。
え、(当時)平成だよね?と思った。
結局義姉は結婚して子供2人の専業主婦になってるけど、職歴はないに等しく、「もし結婚できてなかったらどうするつもりだったんだろう…」と思わずにはいられない。
名無しさん
東京でも 男の子を難関校に入れるために頑張ってる親が、女の子には 自由にしていいよというの、まだまだありますよ。
わりと裕福な家に多い気がする。
同じような家庭に お嫁に行かせるつもりなのでしょう。
あるいは息子は なにがなんでも早慶以上と頑張りながら、女の子は 看護士の専門学校でいいやとか。息子の教育で 力尽きちゃった?
名無しさん
我が家もそうでした。
どちらか片方しか進学させてあげられないので、お姉ちゃんは我慢してねと。子どもながら家庭の状況は理解していたので、自分が犠牲になるのは当然だなと思っていました。弟はあまり挫折をしたことがなく、せめて学歴がなければこの先大変だろう…とも。(奨学金は借金なので禁止)
納得も理解もしていますが、この「仕方ない」が積み重なって他人を傷付けないよう気を付けています。


名無しさん
北野サキ(ビートたけしのお母さん)の教育論を思い出します。
貧乏から抜け出す、貧乏にならないためには、学問である。それも文系は不可、腕に技術力を身につけよ、と言っていました。確かに自分は文系学部の大卒ですが、文学ではメシは食えません。今の若い人たち(男女を問わず)には、時代の変化に耐えうるモノを身に着けてほしいと思っています。
名無しさん
明治生まれの父方の祖母が、男の子も女の子もしっかり勉強して少しでも上の大学に行きなさい、と言う人であり、母方の祖父が明治生まれの牧師だったため、家父長制的価値観の非常に薄い環境で育ちました
私には娘と息子がいますが、娘は希望通り中高一貫校、息子は公立中学、県立高校に行きました
正直、息子も中学受験したいと言ったら困るなぁと思っていましたが、本人も公立中学希望でほっとしました
娘を優先した訳ではありませんが、早く生まれて得をしたかもしれません
名無しさん
親の考え方次第だと理解した方が良いです。
生きていれば100歳近い祖母は、女学校時代に父が亡くなり退学せざるを得なく、娘達に国公立なら大学まで出してやるから!と共働きしながら実際に娘2人は大学と大学院まで出しました。片方は理系です。私立大は経済的に無理でしたが。下3人は学力不足と行く気が無かったので高校までだったそうです。特に一人だけの息子ができなかったそうで。
本人の資質に合わせて応援してあげたいですね。
名無しさん
私はシングルマザーに育てられた一人っ子ですが、母はめちゃめちゃ教育熱心で、とにかくいい学校に進学してほしいという感じで、幼稚園の時から家庭教師がいました。(母はフルタイムで働いていたし、実家に同居だったので経済的には余裕があったみたいで。)
兄弟がいたら、私以外の子にも興味が分散して楽だったのかなと思うこともあったけど、いたらいたで比較されたり、あなたは我慢してねと言われたり、辛い事もきっとあったんだろうなと、ここのコメント欄を見て思いました。
名無しさん
理系で高収入って言ってる人と同等の学力の文系の人は、例えば法律系の職業だったり公務員だったりするんじゃないの?そんなに収入低いかな?
普通、一定レベル以上の学力の子たちには理系と文系とを選ばせて、それより下の子らを文系その他みたいに扱ってるでしょ。
その学力の低い層を文系と一般化して呼んでるからあたかも理系だけ優秀みたいなイメージを持たれてるけど、それって弁護士や国家公務員なんかには釈然としない人もいると思うよ。


名無しさん
兄弟の構成によって性格の傾向が変わるのはわかる気がする。
でももっと大きな要素も沢山あるし、それだからと言って産み分けとか子供の数を決めるという事にまではつながらないと思います。
適した職場が分かるという程度のことかな。
名無しさん
横道にそれるけど、日本では野球やサッカーをやる男の子には、ほぼ母親がつきっきりですね、、、、。
文系理系は、選べる人はいいなあ。私はバリバリの文系です。理系ができない「から」文系と言われると腹が立つくらいには、自分はちゃんとした文系だと思いはするものの、理系がダメなのは確かです。
我々の時代はまだまだ女子は短大!って風潮があり、そうなるとほとんどが文系となります。でも子供を産んでからも働くことを考えると、薬剤師や看護師などの理系に行ける人は羨ましいなと思いました。
名無しさん
ある程度、長子長女・末子の性格はあると思う。
けど、年齢差や家庭環境は各家庭で違うからなぁ…姉はこう、弟はこう、みたいな枠には当てはまらないと思うけど。
名無しさん
文系か理系か以前に、弟の大学進学のために姉が大学進学を諦めさせられるという家庭が地方では今でもあると思う。
名無しさん
知人宅の長女は二人の弟がいますが、理系で大学院を卒業し大手企業に就職しました。生まれ順では文系理系は左右されないと思います。それより本人の得て不得手や家庭環境、経済的理由の方が選択に及ぼす影響の方が大きいと思います。


名無しさん
姉のいる男子は 女が如何にわがままで自分勝手であるかを産まれてからずっと叩き込まれており柔軟でよい夫。妹のいる男子は女性にアレコレ指示し女が従うのがスタイルに慣れており夫にすると従順な妻を求められる。男子だけの兄弟は女子に妄想を抱いており理想化している。
名無しさん
日本より遙かにジェンダー意識の強いデンマークですら、まだ、男は仕事で女は家事育児、の風潮があるんだ!と驚きました。
名無しさん
親戚は姉が私大に行ってお金がないから、弟が高卒で就職を選んだ。
結局姉は大手証券に就職できたけど、同僚の結婚で今時珍しい寿退職。その後は専業主婦。
親も弟に大学行く権利を譲ってやっていれば…と、悔やんでいる。
名無しさん
日本でも長女・弟の場合、親に「弟の受験が本命だからお姉ちゃんは浪人しないで安全圏に行きなさい」と言われ、しぶしぶ志望校変更の例は何件か見た。
名無しさん
例外はありますが、職場の子ども達を観ていると、兄妹→兄がのんびり、要領が悪い、妹はしっかり、優秀
兄弟→兄がまじめ、内弁慶、弟は年齢が近いと要領が良い、やんちゃ
姉妹→姉がまじめ、内弁慶、妹は甘えっ子、年齢が近いと性格がキツイ
姉男→姉が優秀、男は、甘っ子、優しいが要領が悪い
1人っ子→マイペース
3人兄弟の中子→大人びてる
3人兄弟末っ子→天真爛漫
のパターンが多い気がします。


名無しさん
これって世帯収入が少なめの家庭での話だと思う
子供が2人いてそれが男女だった場合、女の子は結婚して仕事をやめて旦那さんの収入に頼る可能性があるけど、男の子は仕事を続けて家族を支える可能性の方が実際問題高い
どちらかしか学部選択をさせてあげられる余裕がない場合男の子を選ぶことが多いからじゃないかな
たぶんどっちの子にも文理選択させてあげられる収入ある家庭はそんなに関係ないと思う
名無しさん
弟いる長女だけど理系だから、そんなの当てはまらないと言う方がいますが、
傾向は顕著にあります。
私自身は弟はいませんが、私立理系学部でこのパターンを腐るほど見ました。
姉や妹は高卒か専門卒で地元で比較的低収入(ただ事務員や介護系ヘルパー、ヘルパーも資格類を取ってない)の職に就いて、弟は私立大学+仕送りで奨学金やアルバイトも必要なし。中には姉や妹の収入を学費に充てている家庭も。
大学行ってても自宅から通える範囲のみ、姉は奨学金で進学、弟は奨学金なしとか。
話を聞いている限り、決して姉が不出来、弟が出来がいい訳でもなく、むしろ逆のパターンが多いんですよね。
でもお金かけて進学出来るのは弟、姉や妹は進学できず、弟の学費の為に収入を搾取されると言う風潮はまだまだ残ってます。
名無しさん
男の子はスポーツして父親の影響を受けるって書いてあったけど、うちの場合は全く例外だわ。長男の野球、次男のサッカーの送迎も観戦も自宅での練習にも付き合ったことなんてない。中間子の娘の陸上は自分が昔部活でやってたから時々口だしてたくらいで、なーんの影響もなかったわ。まさにワンオペの鏡です。
名無しさん
私はまさにこの記事の通りです。
弟がいるアラサー長女ですが、母には「○○女子大は東大生から人気があるからそこに行けば?」と言われ、就職も「大企業の一般職で潜り込んで、社内婚すれば良いじゃない」と言われ続けてきました。
女の幸せ=お金持ちと結婚すること
という価値観が私にも根付いていましたが、自分の結婚を機に変わりました。
好きになった人が私以下の収入でしたが、結婚しました。母とはたまに会う程度に減りました。
私には誰かに養ってもらう人生は向いていません!好きなものは自分で働いて買うのが最高です!
名無しさん
自分の体験談はどこまでいってもn=1でしかないのでそりゃ個々の例外自体はいくらでもあるだろうが…
サンプル集めて分析する価値はありそうだな。
日本はデンマークやアメリカより大きな差異が出るんじゃないか。


名無しさん
兄弟の組み合わせよりも、その家の収入状況です。
うちは長女は私立の理系の学部です。息子は私立高校でこれから文系か理系か決定しますが、文系にいくでしょう。
このままいくと長女の方が収入は多くなると思います(医師)
うちも親の援助もなく無理はしていますが、本人のやる気、偏差値とどうにか切り詰めて大学に通わせています。親の執念も必要ですね。
名無しさん
統計をとるとその傾向がありますよってだけで、人それぞれ。
とは言え、うちのパターンはどうなの!?
と続きが知りたくはなりますね。
名無しさん
「私は違う」と言う人が沢山コメントしそうな内容ですね。
あくまでも統計なので必ずそうではない事は当たり前だと思います。研究の詳細がわからないからなんとも言えませんが、家庭の家族観、性役割の価値観の違いで大きく変わってくると思いますよ。
きょうだい因子以外を明確にしないと、分析には誤りが出てきます。
名無しさん
兄弟の性質の話ってTV番組でもたまにやっていますよね。
幼稚園使って兄弟がいるいないで性格の傾向がはっきり分かれていますよね。
ただ、それが男女どちらかという細分化はしていなかったので面白い記事でした。
私は長子の弟がいる家庭でしたが、確かに小さい母親傾向は凄くわかります。
自分の友人周りは長子が集まったのですが、。弟のいる女長子は総じて面倒見が良いです。
同性の長子は、姉御っぽいです。ニュアンスの違いわかりますかね。。
ですが、職業については、自分の周りはそもそも理数系ではなかったのでなにも癒えませんが、理数系を選ぶ女子がそもそも少なかったので比べようも有りません。
名無しさん
私の妻は母子家庭で弟のいる長女です。勉強はできたので県では一番の公立高校へ行きましたが本当は数学や物理が好きで理系へ進学したかったのに親や教師からは「女子はもちろん文系でしょ」的な圧がすごく一橋大学法学部へ進学しました。結局卒業後は紆余曲折あり現在はシステムエンジニアとして働いています。


名無しさん
弟のいる長女です。高校までは理系の勉強をしていましたが、大学受験で経済学部を目指すようになって文系に進みました。特に女の子らしくを意識していなく、むしろ弟や弟の友達とカードゲームなどをして遊んでいました。
統計的には記事のようになる傾向もあるのでしょうが、全然当てはまらない人も多くいると思います。
名無しさん
私は兄がいますが、大したことがない大学の文系を共に卒業、兄はバブル期にも助けられたのもあるだろうけれど、大企業に就職しました。
社交性のある兄なので、そこも良かったのかもしれませんが。
こんな大学卒なのに・・と私も思ってしまうけれど、時代と兄の趣味や才能がたまたま運良く合致したのもあってか、現在誰もが知っていると思う、世界のエリートでさえ入社するのは難しいであろう、某外資系の超凄い会社に、日本の大企業から出向と言う形で出た後本採用されたようです。
仕事も英語で会話や、社内メールをしているそうです。
一人首都圏で寂しく単身赴任状態なのは可哀想ですが・・。
&そこまで辿り着くまでに、円形脱毛症になる程、苦労もした&現在進行形のようですが。
なので、人生なんて紙一重。
どこでどう変わるか、わからないものです。
逆にすごい高学歴を持っていても、今では大企業に就職するのも難しい時代ですしね。
名無しさん
データの部分と考察の部分をちゃんと読み分ける力が求められる記事ですね。
データの部分についてはその統計的信憑性が明らかだと嬉しいですし、考察の部分は、それはあくまでもデータの説明を試みたものであり、証明されたわけではないことを明示してあると好感が持てます。「文系」という括りで大丈夫なのかなぁ、とも思いますね。
名無しさん
より伝統的な、というのはわからないですが、妹がいる長女は、女性の年長者としてのイニシアティブを持つでしょうから、独り立ちしていたり、収入を考える将来の展望のようなものを抱きやすいのではないでしょうか。
逆に弟だと、立派な家ではなくても家を継いだり、親の世話なども一応弟に任せられると自由に選択できる部分が多いのじゃないかと思います。また、姉の場合は幼い弟の世話を任せられるということは多いものですし、その結果、文系というよりも情緒系の発達が進み現代社会では給与の少ない職業に進みやすいということかなと思います。
名無しさん
その人の生き方を決める要因のひとつとして、きょうだいの順番や性別が影響を及ぼすというのはあると思う。
ただ、それがすべてではない。あくまで要因のひとつでしかないし、「こういう傾向がある」とわかっていれば、親の接し方も変わると思う。
データ取って分析したわけじゃないからなんともいえないけど、生き方を決める最大の要因は本人の資質と周囲の環境だと思う。保護者や教育関係者、社会全体で、こんな自分ではどうにもできない要因の影響をできるかぎり小さくすることが大事だと思う


名無しさん
弟がいる長女です。
親から高校2年生の時に、大学は現役で国公立以外は行かせられない、大学院は無理、と言われ、文系に進みました(理系だと院卒でないと就職不利なため)。旧帝大でしたが文学部だったこともあり、就職には苦労しましたが何とか自立しました。
弟は1浪して私立大学、院まで出ましたが就職活動をせずに実家に出戻り、出身学部に関係のない資格を取るからといって専門学校通い(この時の学費も親が出した)10年程遅れてようやく自立しつつあります(まだ実家には住んでいますが)
当時は腹も立ちましたが、自分が親になってみると、親の判断も間違っていなかったかなと思います。男女関係なく、出来の悪い子供にお金をかけずに放置して自立出来なければ、将来的に他の兄弟に迷惑がかかります。一時的に不平等になってしまっても、出来の悪い方にお金をかけて、なんとか自立させた方が良いと思います。
名無しさん
昭和の頃は、経済的事情で兄弟で一人しか大学に行けないなら、弟が行くのが当然って空気がありましたからね。
戦前だけじゃなくて昭和末期のバブル景気のころもそう。
家業がなくても、男の子は「跡取り」扱いだったから。
で、昭和かその名残の残ってる世代の日本の話かと思ったら、令和の外国の話だったのね。
ちょっと驚いた。
名無しさん
一部の国のデータで自国の分析なくこう記事にされてもなるほどと肯けるものではない。時代背景も変わっているし今の2、30代くらいは能力があれば男女差別なく育てられている女性も多い。安直に文系理系で能力を分けて語るのもどうかと思う。地域トップの進学校でどちらも選択も可能だった女子が興味のある文系の学部を選び一流企業や行政機関で活躍している。彼女らは確か長女で弟あり。個別に育て方の違いはもちろんあるにせよ、経済的問題がなければ今どき長女だ長男だと学習機会を違える親は少なくなっていると思う。
名無しさん
弟のいる長女ですが(二人姉弟)、確かに文系の低収入です。
でもそれは、大学も実利ではなく趣味の延長で行った挙句、てきとーに就活して、てきとーに生きてきた結果であって、男性が稼いで女性は家庭、みたいな価値観ではないです(寧ろ夫はそっち側、私は違い過ぎて喧嘩になりますw)。
ただ、統計ということはある程度の数字に基づいた部分はあるわけだから、そういう傾向になることもあるんだろうなと興味深くはあったです。
名無しさん
自分は三姉妹の長女ですが、母親が男女差別の熾烈な家庭の上下男子の中間子女子として産まれました。
長男信仰の影で邪険にされたことへの恨みからか長女の自分への当たりが強く、中間子には自身の幼少時代に受けた不遇な対応に思うところがあったらしく仲が良く。
母の死後、まだ第三子が産まれる前の家計シュミレーションマップのようなものを見つけ、母の直筆で私は文系短大、中間子は文系4大と想定して家計の計算されていました。
長子であるが故に家計を鑑みて妹よりも低い収入を想定されるルートを歩むことを就学前から期待されていたことを知り愕然としました。
当時まだ女は短大まで出れば充分な時代だったとはいえ、母親の感情によって子供の将来さえ決まってしまうことが恐ろしくて、自分は子供を持つことに希望が持てません。


名無しさん
文理関係なく、出産育児の期間があっても働く続けることができればいいのではないでしょうか。
未だに産育休取れる環境にないって、仕事を辞めざるを得ない、もしくは出産育児を諦める必要があることも。
それに高収入すぎて子育て支援を受けられないとか、不可思議なこともありますし。
名無しさん
まずデンマークやアメリカのように、男の子だから父親が、と積極的に育児参加するのは日本ではあまりなく、ワンオペ気味になるのがひとつ。
海外の例を日本に当てはめ、兄弟の組み合わせだけでブラザーペナルティなどとして将来まで予測するのはそっちのが余程、ペナルティ。
名無しさん
理系が進む職種を考えると、家族構成に関係なく女性が少ないのではないかと…
弟の有無よりも、親の職種が影響しそうな気がします。
名無しさん
正に長女・弟のパターンです。
大学に行きたければ自宅通学で浪人はダメ、推薦で行ける大学かエスカエーターの中高に行きなさいと言われていました。
エクカレーター校に行きましたが、完璧な理数系で勉強もそこそこできたのに、工学部だけは遠くて自宅から通学できないため文系の学部に行きました。
数Ⅲと物理Ⅱも頑張って学年トップクラスだったのに…
40年前はそんなの当たり前の時代でした。
弟は浪人OK、下宿OK、大学院へも進学OK。
差別だよなぁ…と思っていたけど、大学に行かせてもらっただけでも凄く恵まれていたと思う。
理不尽な差別を受けても頭にこない我慢強さだけは今も健在です。
名無しさん
100%絶対にというデータは、まずありえません。
今回も、そういう傾向があるぐらいなものでしょう。
地方で年齢が近い姉弟の場合、姉が私立の理系進学は、ほぼありません。
同じ4年生でも、理系私立は、かなりお金がかかります。


名無しさん
田舎です。
ご長男様傾向は確かにありますね。
都会と違うのは、学歴は着けさせないこと。
とにかく手元に地元にいて欲しい。
ヘタに大学なんて行かれたらそのまま帰って来ないのが分かっているから。
凄まじい子供への執着。
すべては我が身の介護をしてもらうため。
それを目の当たりにして恐怖を感じました。
名無しさん
兄弟姉妹の性別によって性格が変わる、というのは分からなくもない気がしますが、理系文系はどっちが得意かどっちが好きか、じゃないですか?
男兄弟がいる女の子は数学が嫌いになるとでも?
私は2人きょうだい(兄妹)の妹です。(兄は理系)
私は高校時代はつい頑張ってしまって英数国の3教科はどれもトップ5くらいの成績でしたが(最初にそんな成績を取ってしまい、後々手が抜けなくてずっと頑張るしかなくなっただけで勉強が得意、あるいは好きな訳ではない)、数学はこれ以上もう無理、国語はそんなに好きでもない、英語は得意教科と自認しているが英単語覚えるの超苦手、という状況で、単純に外国に行ってみたいというだけで大学は外大を選びました。
数学は得手不得手や好き嫌いがはっきりした科目だと思います。
数学無理だから文系、という人も多いのでは…。
名無しさん
文系、理系、高収入、低収入はともかく、星座占いや血液型診断とかよりも、兄弟姉妹の順番や一人っ子かどうかの方が性格に与える影響は大きいそうで、それは確かにそうかもしれないと思います。
名無しさん
何故かいまだに、女の子は結婚で巻き返しができるから
と真剣に強く思ってる親の多いこと多いこと。
だからそんなに優秀でなくても良い、と思ってる両親が本当に多い。
そういった環境に育つかどうかが問題なだけであって、姉弟だから、姉が低収入というのは違うのでは?
男尊女卑的な考え方が、その家庭にあるかどうかだと思うけど。
名無しさん
理系より文系の方が年収大意と知ってた。
文系だと、人事課とか経理課二なるので
当然、会社の上位の部署に入りやすいのです。
最初は営業ですが業績上げればそれこそ年収が高い役職に就けます
理系だと相当頭が良くないと、いつも設計とか、同じ作業の繰り返すになるので年収は時間ですか上がらないのです。
名無しさん
まあ共学と男子校女子校とか思春期に身近に異性がいるいないでだいぶ色々違うらしいから
そもそも家庭から親以外の異性がいるなしでもそれなりに変わるだろうな
無論全てじゃないし金とか性格とか育て方とか複合要因があるし正直考えても仕方ない事でもある気がする




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