テレビなどでも怪談特集が組まれるような季節になってきた。オカルト的恐怖とは別に、思わず畏怖の念を感じる場所、それが「禁足地」(足を踏み入れてはいけない場所)だ。
これらは果たしてどんなものなのか。具体的にどこが該当するのだろうか…。
怪談・オカルト研究家 吉田悠軌さん
怪談・オカルト研究家 吉田悠軌さん/怪談サークル「とうもろこしの会」会長。怪談の収集、怪談現場や怪奇スポット、奇祭探訪をライフワークとする。著書に『禁足地巡礼』ほか多数。
人はなぜ、“行ってはいけない場所”に惹かれるのか。 「肝だめしは、江戸時代以前から行われていました。恐怖を体験するという行為は、大人になるための通過儀礼だったのではないかと推察します。死や神秘が遠くなっている現代こそ“異界を体験する”ことは重要。ルールとマナーを守ることを前提に、肝だめしはした方がいい」(吉田さん、以下同)
あらゆる恐怖スポットを知り尽くす吉田さんだが、残念ながら霊感はゼロ。どうしても体験したくて、知人から「深夜の吉原がこれまででいちばん怖かった」と聞き、江戸幕府公認の遊廓として栄えた東京・台東区の旧吉原を友人4人と訪れたことがある。
「カメラを回しながら前を歩いていると、後ろの3人が時間差で『あっ!』と声を上げた。3人とも口を揃え『左から右に、強烈なおしろいのにおいが通り過ぎた!』と。ぼくはやはり、何もにおわなかったですね(苦笑)」
それでは吉田さんがん選ぶ4つの「禁足地」を紹介する。
オソロシドコロ(長崎県)
オソロシドコロ=恐ろし所との名のとおり、聖地・龍良山にある、立ち入ることもタブーとされた原生林。「超人である天道法師を祀った石塔が『表八丁角』、その母親を祀るのが『裏八丁角』といわれています。間違って森に入り、これらの石塔を見てしまったら、履いていた草履を頭にのせ『インノコ(犬の子)』と唱えながら後ずさりして戻らなければ、命を落とすとされています」。
天道信仰は太陽崇拝がもととなっており、舟に乗って対馬に流された女性が太陽の光で妊娠し、生まれた男児が天道法師であるとされる。
「祟る木」と恐れられるホオノキ(山梨県)
「甲州市の某神社に生息する神木のホオノキは、JR中央線にせり出して危険なのに、誰も手をつけられない。伐採はおろか、枝払いや葉に触れただけで命の危険があるからです。その祟りは強烈で、これまで数十人もの死者を出しており、数例は新聞でも報道されています。JRですら、線路上に鉄骨の屋根(2億円かかったとか)をかけることしかできないのです」
JRではいまでも月に一度御神酒を供えているとか。子供たちはいまも、むやみにホオノキに近づかないよう教育されているという。
第六天の森跡の切り株(東京都)
世田谷区の砧公園と東名高速の間を走る直線道路に、1か所だけ鋭くカーブする場所がある。ガードレールが取り囲むこの地に、かつて魔王と呼ばれた第六天を祀った「第六天の森」があり、ご神木の切り株が残っている。
「江戸時代に開発工事を行ったところ、事故やけがが多発して工事は中止に。1964年の東京オリンピックに伴う区画整理の際でも、やはり第六天様の祟りを恐れ、このような道路になったそうです」
現在ご神体は岡本八幡神社に遷されている。
シガイの森株(滋賀県)
正式名称の「新開の森」から「シガイ」と呼ばれる心霊スポット。
「伝承によれば、織田信長の手によって安土城の女中たちが処刑された森なのだといわれています。そのため『十数人の女性の霊がしばしば目撃され、森の木を伐れば祟りがある』とも噂されていますが、実際は、近くの今宮天満宮の敷地だったために禁足地扱いされた、というのが真相のようです」
物騒な名前が怖さを助長させる。
参照元 NEWSポストセブン
みなさんの声
8/25(火)16:23
8/25(火)17:55
8/25(火)16:56
こういった場所があった方がいいですよ。
ある意味人間の際限無い土地開発の波止めになってるんですから。
8/25(火)20:08
8/28(金)8:44
8/25(火)23:01
日本語の理解出来ない日本人が多くて困る。
近年のSNSで、撮影禁止の物の写真がアップされてたり、立ち入り禁止の場所が、動画配信されていたり…挙げ句、立ち入り禁止に踏み込んで命を落としたりしてる人間が多く過ぎる。
惹かれるとか、祟りがあるとかいう問題じゃなく、立ち入り禁止は入ってはいけない場所なの!
撮影禁止は写真や動画をとってはいけないの!
これさ、そんな写真や動画を見ている人間も同罪だよね?
自分は撮ってない・入ってないからって、写真や動画を見てシュアしたり、いいね!付けたりするから、増長させる!
撮影禁止の場所で写真を撮る、立ち入り禁止に入って動画撮るって行為に、批判しか集まらないなら、そういった輩は減ると思う。
同様に、水上バイクの連中にしても、批判しかされないなら「目立つ」云々以前の問題になるんじゃない?
そういう場所へは行くべきではない。
8/25(火)18:33
8/25(火)20:08
8/25(火)16:13
8/26(水)23:17
8/25(火)16:39
8/25(火)21:00
8/25(火)21:03
実は霊感が無いのではなく
それら霊から上手に逃げている避けているらしい
8/25(火)17:20
あんな小さいのにどうやったら出てこれなくなるのか未ださっぱり分からん
但し自ら人体実験するつもりは一切ありません、悪しからずw
8/26(水)10:28
8/25(火)18:56
8/25(火)16:43
大して興味を持たないのだが、次の日、あそこ、水戸光圀が入ってたらしいんだけど、魑魅魍魎に出会ったらしく、誰も入っちゃいけないと言ったらしいと調べ上げてた。
誰も入っちゃいけない。何か、誰も寝てはならぬ みたいなフレーズだなと言うと、次の日は、誰も寝てはならぬは、アリア。パヴァロッティや荒川静香の話まで、同乗者はしてきた。
その同乗者は、思春期の息子なのだが「禁足地」から随分と話が進んだと思った。
先日、また八幡の藪知らずの前を通ると、深々とお辞儀をしている人を
みた。ああいうものも、世の中にあってもいいと思う。
ところで、誰も寝てはならぬが愛の曲とは息子は知らないようだ
これは、いつか、他の誰かに気づかせてもらうことを願う。
8/25(火)19:25
不倫だって、公に関心なくなって公認となったらやらなくなるよ(笑)
8/28(金)8:50
8/26(水)0:52
8/25(火)19:27
8/25(火)18:19
世界中どの土地にも歴史がある。
たとえそこが無人で未開の土地でも、人が周りに住んでいるのにあえて近づかないなら、何かしら歴史なり意味なりがあるはずだ。
そういう背景を軽く見て、よそ者が面白半分で踏み込むのは間違っていると思う。
コロナ前、某国観光客が勝手に住民の家や畑なんかに入り込んで写真撮ったり荒らしたりして、観光公害として問題になっていたでしょ?
歴史を軽視して開発した結果、水害に見舞われて大変な地域もあるでしょうが。
同じことだ。
その土地の歴史に敬意を持たない人間は、行くな。
8/26(水)0:12
タタリ怖いのにね…
ちなみに、心霊現象を信じない方に。
呪いって実際にあります。
新聞報道もされています。
秋田市の事例ですが…
そのような超常現象もありますし、
もしかしたら、違うかもしれないけど、
地元で語り継がれている掟だったりしますから、やはり無闇に立ち入ったり、迷惑行為はやめましょう。
もし、やっちゃえ!的な人がいるならば、ぜひ記者やテレビ局も呼んでライブ配信してください。なにが起こるかみてみたいので。
8/26(水)3:27
8/26(水)10:52
丑の刻参りをしていたのですが、犯人が逮捕された後、被害者はパタっと体調不良が治ったという。
新聞にも載ってる話です。
呪いは捕まらないと思いがちですが、脅迫罪・不法侵入罪・器物損壊罪で捕まります。
また、人を呪わば穴二つ。自分に返ってきますので、ご承知置きください!
8/25(火)16:22
クーラー効いた家でゲームやってるほうがいいわ。
8/25(火)23:24
8/25(火)20:00
8/25(火)18:12
8/25(火)18:39
8/25(火)16:26
8/26(水)3:37
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