7日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)では、21歳の時に大腸がんを宣告されながら22歳で結婚、23歳で出産、今年9月に約3年間の闘病生活の末に24歳で亡くなった遠藤和(のどか)さんについて特集した。
青森県出身の和さん。19歳で夫の将一さんと出会い、交際がスタート。しかし21歳の時に激しい腹痛のため救急搬送され、ステージ2の大腸がんであることが判明。当時の日記には、両親が医師と話をし「なんかあったんだろうな。とは予想してたけど。ガンだったとは」「まだ21歳なんだけどな」「今日は何してても涙でるわ。うけとめきれない」とつづられていた。
大腸がん発覚から2か月後「もしも、がんが転移していたら、開いても何もせずにまたお腹を閉じると言われた」といい、麻酔から目が覚めると母親と妹が泣いていたため「それで確信した。私は泣けなかった。心配させたくなかった」と気丈にふるまった。
がんが予想以上に進行し手術ができない状態で、ステージ4の大腸がんが宣告された。医師からは積極的な治療ではなく延命治療を進められるほどだったという。
末期がん宣告後の2019年12月に将一さんと結婚。翌月には和さんの妊娠が判明。抗がん剤治療を続けるか、中断するか選択を迫られたが「子どもはずっとほしかったんですよ。小学校の卒業文集に『優しいお母さんになりたい』って書いた」と安定期に入るまで抗がん剤の治療を中断し出産することを決意。しかし治療中断中にも卵巣や首のリンパにもがんが転移してしまったという。出産で万が一のことがあり「どちらかを選ばなければいけない状況になったら『赤ちゃんを優先してください』」と伝えたという。
昨年7月、妊娠27週の時に帝王切開で女の子を出産。「あの瞬間は一生忘れないと思う。娘と目が合ったら感極まって涙が出た。私も娘も生きてる。本当によかった」と振り返った。また「出来れば物心つくまでは生きていたいなって思っています」と動画の中で語った。
出産の2か月後、卵巣の摘出手術をした時には腫瘍(しゅよう)も重さは2・5キロにもなっていたという。「どうなろうとも娘には全力で戦ったママの姿を見せたい。やれるところまで頑張るよ」。
口から食事が出来なくなり24時間点滴をする状態に。そんな状況でも離乳食を作り置きするなど前向きに生活した。娘がおすわりや寝返りが出来るように成長したが、がんが進行し抗がん剤の効果が表れなくなってきてしまった。今年3月には「使える抗がん剤は残り2種類。そのどちらも効かなくなったら、おそらく半年ぐらいしか生きられない。もう3年のうち2年半が経過した。余命は統計。私は大丈夫」と日記に記した。
5月には、何も食べられず水すら飲めない状態になり「身体中が痛くて苦しくて息をするのもつらくて。来年、自分はいないかもしれない。今、目を閉じたらあしたには目を覚まさないかもしれない」と苦しい心境を吐露した。
そんな中、医師からは「来週、万が一があっても驚かない。そういう状態です」ともう治療法がないと余命数週間を宣告された。和さんは「わかっていても、つらいよ。私はがんを治す治療がしたい」とつづっていた。
5月には「娘はママのことがわかるみたいだ。私のことを見てニコっと笑う。愛おしい。癒される」とまな娘の成長に幸せを感じたという。
6月には保険適用外の新たな治療法に望みを託す決意を固めたが、治療が出来ないほど体調が悪化してしまった。治療法が途絶えた中、7月に娘が1歳の誕生日を迎え「来年も絶対にお祝いしたい。生きるぞ!」と前を向いた。
しかし体調は急変。日記は8月29日でストップ。最後には「いとこが遊びに来てくれた。娘は大泣き。もしかすると始めて人見知りしたのかも。いろいろなことが認識出来るようになってきたんだね。すごいね。もう少ししたら、おしゃべりできるようになるかな。たくさんお話ししようね」と記されていたという。
その10日後の9月8日に和さんは亡くなった。
夫の将一さんが番組のインタビューに応じ「(娘には)苦労しないで育ってほしいなと思いますね。僕と和は出来なかったけど、普通に暮らして、普通に結婚して。平凡な人生を過ごしてくれればいいなと」と語った。
参照元:https://hochi.news/articles/20211207-OHT1T51025.html
みなさんの声
不治の病が亡くなり、寿命を全うできる世の中が来てほしいですね。
私は腎臓癌の部分切除手術をしてから8年後、再発で片腎摘出したばかりで、とても他人事には思えません。
ご冥福をお祈りすると共に御主人と子供さんが、強く生きて行かれる事を願わずにはいられません。
もう誰も連れて行かれないように治療方法が確立して欲しいです。
そして現在も闘っておられる方達が無事に寛解できますように。
それが一番だね。
まだまだ我が子の成長が楽しみだったでしょうに。
ご冥福をお祈り申し上げます。
わかってから数か月みたいな知り合いもいました
私が旦那さんの立場で同じ境遇にあったら、家族が近くにいない環境で働きながら子どもを1人で育てられる自信がありません。
少しでも長く2人でいる時間を選ぶと思います。
今の道を選ぶ決断をできた旦那さんはすごいです。
他人がそれに口をはさむ権利はないと思うので、
残された人たちにはこれから先いいことがたくさんあるといいな、と思います。
旦那さん、育児大変だけど、子供のおかけできっとたくさん救われてると思う。
そうは言っても泣くことももちろんあるだろうし。
なんか切ないね
自分は死ぬのだから残された人に迷惑をかけたくない。
結婚もしない。
新しい人を見つけて次の人生を歩んでほしい。
和さんもご主人に、私と別れて他の人と幸せになってと言ったらしいけど、ご主人は和さんと結婚したいと言ったらしい。
相当勇気がいる事だろうに、そういう状況で結婚するご主人もすごいけど、それ以上にそれを吹き飛ばす位の魅力が和さんにはあるのかな。。とも思う。
ここまで愛された事はないしこれから先もないと思って結婚した。
2人の決心は固くお二人で選ばれた道、とても幸せだったそうですよ。
後悔しない生き方だったんだと思いますね。
普通はそこまでの人を見つけるのは不可能。
ご主人もお子さんがいるからこそ、心を強く頑張れているのかもしれないし、お子さんもお母さんがいなくても、他の家族に大切にされて幸せに育つかもしれないしね。
子供が出来てより死を意識するようになったわ。自分の子供には人生楽しんで一生懸命生きてる姿を見せたいね。
死を前にガツガツ生きるのは病気がなくても同じだと思う。欲張りでもなんでもない。
生き切るという事に熱中してんだよ。
人それぞれ価値観はあるけれど、遠藤さんご夫婦が責任と愛情を持って決められたことを他人が無責任に非難することに違和感を覚えます。
和さんが願っても果たせなかった今後の育児も、旦那様と和さんご家族が責任と愛情をもってされるのではないでしょうか。
ご冥福をお祈り致します。
でも亡くなった妻 母の思いを汲めて上手く何とか乗り越えて欲しいと思う…
そもそもあの体で妊娠出産を考えることって凄いと思うし。
他人の人生だから、その他人の周囲が容認していれば別にどうでもいいとは思うけど。
ただ、死を前にしても結婚も子供も!と思える人は良くも悪くもガツガツというか人生欲張りセットだなぁと思う。
どんなに辛い事があっても、子供がいてくれて元気いっぱいに成長してくれるだけで頑張れる。
今の私の人生も悩む事は多いけど
子供に生かされてるといっても良いくらいです。
少しでも癌の治療法が多くなり、完治できる確率が上がりますように。
私自身、配偶者から子供に遺伝させてしまうかもしれない事情を抱えておりよくよく考えた結果二人で生きていこうと結論を出した経験があります。やはり気持ちが揺れて本当にいいのか、後悔しないかと何度も考えたのでどちらが正しいとかは無いのかもしれません。だけど、子供が将来その事で大きく悩んだり傷ついたりするかもしれないと思うと私は踏み切れなかったです。
この子に幸多かれと祈るばかりです。
一方で、生殖可能年齢に達していれば、自らの余命が短い事を分かっているからこそ、子孫を残したいと望むのも自然の摂理であるかもしれない。癌がなく同じくらい若くても、自然妊娠できない人もいる中で、少なくとも彼女の身体はその時点では妊娠し出産するまでの力はあったのだから、それを望むのは権利でもあるし生物としては当然の本能かもしれない。人間は母親だけが育児をする生き物でもないから、母体の役目は産み落とすまでと割切る生存戦略もないでは無いし。
感情的な味方から少し離れると、また色々考えさせられる一件だ。
片親は親も子も苦労はあるけれど不幸じゃない。
私だったら、自分が遺される立場でも、逝く立場でも、愛する人との子供を授かりたいし、のこしてほしい。
子供のために生きよう、どんなことがあっても幸せにしてあげよう、残された人はそう思うだろう。
それが命をつなぐ、ということだと思う。
健康診断、大事!
会社の検診だけじゃダメ!
人間ドックに高額出すぐらいなら、
定期的に直腸カメラ、胃カメラ、マンモ!
時計は戻らない!
みんなには母親の存在があっても自分にはない。母親の参観日も来てくれない。
母親ってどんな存在なのかなと一生生きて行くでしょうし、母親の愛情を一生もらえずに生きて行くって思っているほど簡単なことではないと思います。
この旦那さんは若いでしょうから、再婚も考えられますよね。
もし継母が思っているような人でなかったら、子供は環境を選べませんから苦労する道になる可能性もあるわけです。
本当に子供を愛しているのなら、自分の手で幸せにしてあげる自信がないのなら産まないです。一人の人生を作ることになるのですから。少なくても妊娠する前にはそういう覚悟でなかったら子供に申し訳ないと私だったら思います。子供に少しでも辛い思いをしてほしくないから。
でも自分が逝った後残されるご主人や子供のずっと続く辛さや悲しみへの思いよりも、自分がお母さんになりたいという気持ちの方が大きかったのかな…と、正直ちょっと複雑な気持ちです。
もちろん色々な葛藤の上での決断だったのでしょうが…。
残されたご主人子供さん(まだ聞けないけど、大きくなってどう思ってるか)の気持ちを聞きたい。
闘病しながらの妊娠出産は、相当の覚悟が必要だし、身体にも大きなダメージ、病気の進行にも悪影響を及ぼすかもしれない。
和さんの親御さんは辛かっただろうし、親だったら反対する。
子供がいない時はそれよりも自分が子供を産みたいって気持ちの方がはるかに上回るんじゃないかな。
自分の立ち位置が変わると気付いたり思ったらすることが変わるんだと思うよ。
確かにちょっと疑問です。
この奥さん一人のために、後に残された赤ちゃんと旦那さんのこれからの人生、二人の大きな犠牲が有る。
OKだったのでしょう
娘の代わりとして育てる。
再婚されたら会えなくなるし。
そもそも妊娠出産で「親のエゴ」がまったくないことなんてあり得ないけど、やっぱり早産になってしまったり(妊娠が継続できない身体だったということでしょうし)、こうやって生まれたことに対して見ず知らずの人にとやかく言われて注目を浴びたり、というのは、美談に仕立てるのは私は好きじゃないな。
何より1番頑張った人だよ
こんな世の中だけど、お子様にはしっかりと歩いて行ってほしい
これからもママがずっと、見守ってるんだよね
私を、産んでその後母もあの世に旅だったそうです、父も後私を育てていくのに苦労したそうです、私も番組を見て、お父様はきっと子供さんを大変だと思いますが
私も、色々ありましたけど。三人の子供もでき、父も孫の顔も見ずに亡くなりました
お子さまも。きっちお母さんが、いつも見守ってくれると思いますよ
本の印税くらいでは難しいかと
私は母親がいてくれて本当に良かったと心から思います。
たくさんのことを教えてくれ、助けてくれ、親友のように過ごしてきました。
女の子だからこそお母さんに頼りたいことがこれからたくさんあると思います。
「お母さんになりたい」という希望で、余命がある中、妊娠出産をされるというのは自分の希望のみの話で、お子さんの将来のことは考えなかったのかなと和さんの話を聞いた当初から思っていた気持ちです。
母親がいることが絶対的に幸せとは言い切れませんが、少なくともわたしは母親がいてくれて幸せでこれからもずっといてほしいと思います。娘さんには強く生きていってほしいです。
実家が車で1分、兄弟も全員同じような距離、両親は高齢なので病院や買い物の付き添いなどよくしてますが
子どもを預かってくれたりただ近くにいるだけで心強かったり恵まれた環境だと自覚しています
飛行機で帰省するような所から嫁いできたママ友さんが数名いますが、偶然にも皆さん、旦那さまが家業を継いでいる方が多いのでママ友さんも一緒に働いています
私より若く、子どもも多く実家に頼らず義両親と働いているだけで尊敬しかないです
毒親は論外ですが、ごく普通の両親なら特に母親は頼りになります
子供がかわいそうでならない。私なら後に残された家族を1番大切に思うからこそ妊娠を避けるよ。一般人なのでもう取り上げないであげてください。
モーニングショーでは全く取り上げてませんでしたけど、献身的なサポートや介護が周りにはあったそうです。
妹さんは夫婦のサポートのために引っ越してきたとか。
20分近く特集を組んだなら、そういう所にも触れるべきだったかと思います。
お子さんのことも、ご主人の意向もあったかも知れないし。
また、大腸癌は日本人女性の死因の1位じゃないですか?病気について知って欲しい、若いから安心ではないという発信なのかなと私は感じました。
知りもせずに否定するのではなく、故人が安らかに眠ることを願うだけで良いのでは?
一般の方の話ですし、いつまでもマスコミが追いかけるのもイヤらしい感じがしますが、話題性がある時だけ取り上げて、あとは知らん顔するような感覚も、どうかと思うのは私だけでしょうか。
今はただ、和さんのご冥福をお祈りするとともに、残されたご主人、娘さん、その他ご家族の方々が穏やかに過ごせることを願っています。
ぜーんぶ制覇されてます
娘を静かに育ててあげて欲しい
現実母親が亡くなって男1人で0歳児を育てるのはめちゃくちゃ大変働かないとダメだし
身近に親がいて頼めたらいいけど
実際このケースはうまくいったかもしれないが大半は無理です
男で育児と仕事両立は厳しい
世の中にはよくあるニュースなのかもしれませんが関係者にとっては唯一無二の事。自分がその立場だったらと考えると。。。
若いお母さんにとってこれ以上ない残酷な話しですが、和さんの笑顔と、最後まで頑張った姿に救われます。お子さんはきっと良い子にそだちます。お父さんが普通の幸せをバックアップしてくれます。安心してお休みください。
ここまで酷くなるまで「便秘」などと適当な診断した掛かりつけ医を責めてもいいのではないか。
なんか美談のように書いてるけど残された方はたまったもんじゃないね
母親がいない子供は可哀想だよ
そりゃ賛否両論あると思うけど、
当事者が話し合って決めたんだから見守るしかないと思う。
若くして末期ガン、その中での出産…
いろいろな葛藤の上での決断だったと思うのは、頭ではわかってるんです。
でも、一番気にかかってしまうのはお子さんの事。
将来、いろんな事を理解するようになった時に「自分が産まれたせいでママは死んじゃった?」って思ってしまわないかが心配なんです。
様々な思いを糧に生き抜いたのは素敵な事。
でも美談にしてしまうのは何だか違う。
複雑ですね。
子供残して旦那を縛り付ける、怖い女だなとも思った。
別に批判されても構わないけど、自分なら死んでしまったら長い人生生きるのに少しは忘れてほしくないけど自分て存在に縛られてほしくないので、理解ある次の女性と幸せになってほしいと思うので、子を残すなんてことはしないな。
だって生きる希望ももちろん持っていたでしょうが、どうあっても先に死ぬ訳だしね。
なんか涙しましたとか、感動したとか、互いを思い合って素敵とかは赤の他人の物語だからなんだよな。
妊娠前に子宮頚癌になり自分の命を守るために母親になることを諦めました。
本人がいくら頑張っても医療が追いついてなければお子さんの成長が見届けられない。
いつか治る時代がきてほしい。
赤ちゃんからしてみたらお母さんという絶対的な存在がないのは寂しいよね。でも物心つく前にいなくなっているから寂しさは感じないのかな。
ママ友が去年病気で急死したのですが、小学生の子を遺してなのでさぞや寂しがっていると思う。遺された子達の心中を想うと辛すぎる。
こうしてTVで取り上げる死はほんの一握りです。私達のようにひっそりと無念のうちに最後を迎える人も圧倒的に多いことを知っておいてもらいたいですね。それでもその時の絶望や悲しみは等しく訪れています。こういう記事は残された遺族のその後のケアまで配信した例は少ないのでは。若年死別を取り上げるならばそこまで踏み込んでもらいたいと思います。
遺された夫や家族の気持ちも考えるし、子供が成長した時に自分の為にお母さんは死んだんだと思わせたくない。
美談ではないけどやっぱり書籍とか出したなという感じかな
この家族だけ特別扱いのように感じる人も多いと思う。
テレビってひとつの番組が取り上げると、次々取材殺到しますからね。
人それぞれ感覚は違うと思いますが、辛いことをアピールしたり、人に言わないことこそ美学だと思います。
時々、不用意に癌を怖がらせる原因になるのではないか?と疑問に思います。
亡くなった方の思い出は家族の中で大切にするで十分じゃないでしょうか。
ある程度の年齢になると悲しい話や辛い話は身の回りに普通にありますし。
思います。
人生とは・・・
何故に生まれて来たのか?
子を授かれる事に感謝し、子孫を残す。
私は、子に幸せになってくれる事を願いながら、より良い環境を守る。地球を守る。子らの為に尽くして生きる
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