サルの細胞を宿したブタが中国で誕生していた。
中国科学院動物研究所傘下の幹細胞与生殖生物学国家重点研究室(SRLab)の研究チームは、2019年11月28日、学術雑誌「プロテイン・アンド・セル」で、「カニクイザルの胚性幹細胞(ES細胞)を用いてカニクイザルとブタとのキメラを誕生させることができた」との研究論文を発表した。
ヒトとブタ、サルとブタのキメラに対する倫理的問題
体外受精させたブタの胚盤胞4359個にカニクイザルの胚性幹細胞を注入し、これを雌ブタに移植したところ、子ブタ10匹が生まれ、うち2匹が同一の個体内に異なる遺伝情報を持つ細胞が混じっている「キメラ」であることが確認された。
2017年には、ヒトの細胞を持つブタが誕生
この研究は、異種間器官形成によってヒトの移植用臓器をブタやヒツジなどの大型動物の体内で培養させるという研究テーマのもとで行われたものだ。
2017年1月には「ヒトの細胞を持つブタを誕生させた」との米ソーク研究所の研究成果が明らかにされているが、この研究チームでは、倫理上の観点から、ヒトとよく似たカニクイザルを用いることにしたという。
研究チームは、ブタの体内でカニクイザルの細胞を追跡するため、緑色蛍光タンパク質(GFP)を生成するように遺伝子改変したカニクイザルの細胞を培養。この遺伝子改変細胞から胚性幹細胞を取り出し、受精から5日後のブタの胚盤胞に注入した。
キメラとして誕生したブタの心臓、肝臓、肺、膵臓、皮膚、子宮では、カニクイザルの細胞が確認されたが、キメラ率は0.001から0.0001と低かった。
大型動物でヒトの臓器を培養するための道を…
誕生した子ブタはすべて1週間以内に死亡した。
研究論文の共同著者であるハイ・タン氏は、その原因について「キメラとの関連性は低く、ブタには難しいとされる体外受精が影響しているのではないか」との見方を科学技術専門メディア「ニューサイエンティスト」で語っている。
キメラ率が低く、出生率も低く、誕生した子ブタの生存期間もわずかであったものの、研究チームは、「異種間器官形成のさらなる進化に寄与し、大型動物でヒトの臓器を培養するための道をひらくものである」として、一連の研究成果の意義を強調している。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191213-00010004-newsweek-int
ネットの声
じゃあ、絶滅危惧種も絶滅しちゃいそうだし、こういう人たちに体外受精してみたらいいかもね!
こんなことのために命を作り出され、数日で死んでしまうなんて、かわいそうでならない。
こんな実験なんて必要ない。
実験に関わった人たちは地獄に落ちてほしい。
リスの子が木から落ちたとき、母リスが
慌てふためき駆け寄って、子リス抱きしめる映像を見た。
愛は人間だけのものではないし、地球は人類だけのものでは無い。
内臓だけではなく皮膚や骨格まで効率的に利用できるだろうから。
効率と利便性の行き着く先が、時としておぞましい世界に成り果ててしまう可能性を感じてしまう。
その前に、試験管とかで自分の細胞使って臓器を作れるようになったりしないのか、、、
子を宿して産むって、なんか生命の神秘の部分だから人が入っていい領域でないと感じてしまう。
たしかに我が子が難病だったとしたら、どうにか治したいと思うかもしれない。だとしても、人の踏み入れてはいけない世界だと思う。
そこまで手を出してはいけない気がします。
人間でもここまでできるのだから
かつて、人間も神によって、このように作られたのか…とも想像してしまう。
生命の誕生は神の領域で、人がむやみやたらと手を出すべきではないと思う。なんでもやればいいというわけではない。
研究だなんだと色んな事をやってみるのはいいけど犠牲にしているのは命
人間がコントロール出来ない程の凶暴かつ毒性の強い生物が誕生してしまったらどう責任を取るのか?
新たなジャンルの覇権を取りたいのも分かるが倫理的にもアウト。
世界はこの件についてより深い関心を持ち中国を監視する必要がある
自分が良ければそれでいい人たちの集団だから治安の悪さや汚染のレベルも群を抜いてるよね。
目に見えるネットとかの規制はすごいけど、目に見えてない部分の闇が深過ぎる国。
何かあった時に同じ人類のやったことだから自業自得って言われると激しく腑に落ちない。
結果オーライではいけない。モラル、倫理を遵守しないと取り返しのつかないことになる。自分で責任の取れないことは絶対にしてはならない。個人の尊厳・安全を守る立場である中国政府に強く望む。
神仙思想或いは不老長寿、まぁはっきり言って妄想ファンタジーの類いでしかないが、現代科学の粋により何処まで迫れるか、迫りたいのだろう。
という事はそろそろ寿命という事でもあると推測される。つまりもう直ぐ中キョウはトップが代わる。
その時どちらに中キョウの舵が切られるのか。
より強権大国へと進むのか。
それとも世界と手を取り合う方向に進むのか。
いずれに進んでも、他民族弾圧に対する暴発が発生し、テロを生むだろうから数十年は荒れるだろう。
我が国への影響も免れ得ないだろうが、習近平というある意味類稀な独裁者亡き後の中キョウは全世界からかなりの圧力で抑え込みを喰らう筈だ。
新しい世界秩序に向けて我が国は未来を見据えた行動を目指す必要があるのだが、はてさてそこまで見ることの出来る政治家や経済界トップがどれだけ居ることやら。
様々な問題はさておいて、技術競争のような視点ですとこの倫理観は圧倒的に有利だと思います。
恐ろしいですね。
臓器を取られて殺されるのが決まっている命が自分だとしたら…そんなこと、生命が生命にやって許されることではないと思う。「動物だから解らない」ということはない、ペットを飼っている人なら解りますよね?犬も猫も本当に感情豊かで色々なことを考えてる。
これは中国だけの問題じゃなくて、いきなり魔法のような技術から近代化が始まる、これから発展する新興国すべてに当てはまる。
世界はとんでもない方向に進んで行くかも知れないね。
実験の成果が未来の希望だとしても途中経過を見たらとても支持出来ない物は過去にもあっただろうし、それを知るか知らずにいるというものは沢山有るんだろうな。
実験国がどこかではなく、この実験の最終的な成果の賛否に答えは無いのではないだろうか
現代医学にしても相当非人道的な実験によってもたらされた事は否めない。
人が享受する過程で批判や非難は度々起こるが、それが必要となり当たり前になるまでそう時間は掛からない。
多分中国はこのまま臓器や事故で失った部分の代用品を出してくると思う
そして世界はその技術を借り又は研究し倫理観に反しない技術を構築するだろうと思う。
まぁその前に貧乏人には関係ない話し
だから私も含めて気にする必要は無いでしょうけどね。
象からマンモスを再生させるのは皆んな讃えてるように感じるけど同じ事だよね。ジェラシックパークも恐竜復活を扱ってるし。
とまぁ表現の仕方や中国絡むと否定的になりがちだけどアリっちゃアリだよね。中国は今、ウイグル人の内臓抜いて移植手術バンバンやってるけど豚使えばウイグル人被害に遭わないで済むし。
そもそもそんな事するなって話だけどね。
本題の豚のやつ、仮に人に移植出来るようになったら今は人に無害な豚インフルエンザとかの病気が人も感染するようになって危険だからやっちゃいけないんじゃなかったっけ?
一方で、例えば人工衛星や再生医療、バイオテクノロジーなどに対しても、「神の領域」という今回と同様な意見があったのでは。
そう考えると、神の領域は、時代とともに変わつていくと思うと、このような実験もやがて許されてしまうんではないかと危惧する。
倫理的にどう判断するか難しいけれど、ヒト対ヒト以外の移植はいつかは出てくると思ってる。
そして、連中は普通に自国内でバイオハザード起こしそうだな。で、モンスターが跳梁跋扈→自滅→荒廃した大陸で冒険者と呼ばれる連中が活躍→その中から勇者と呼ばれる存在が現れる→その勇者こそ後のロトの勇者
なるほど、ドラクエの舞台はかの国だったのか。
ただ倫理的にはあまり宜しくないので臓器培養より優位性が無ければ流行らないかもね。
キメラを作るのは個人的には生物の理解が深まると思うのでいいとは思うけどしっかり管理だけはして欲しいね。
江戸時代にもそう言った人がいたでしょう。
全ては社会が受け入れていったから、倫理的に問題ないと思い混んでいるだけです。
もし自分や大切な人が難病に侵された時、神様の意志にそぐわないからと言って切り捨てられますか?助かる可能性のある最先端の医療があるのに、仮に唯一豚の臓器で助かるとすれば、選ぶ道は一つ。それ以外は、自分や最愛な人のいのちを掛けてでも、意志を貫く勇気があるのでしょうね。
実は日本のペット社会も同じ、無理は繁殖で異常が発生している。
また掛け合わせにより犬などが常に激痛を伴っているという報告もある。私たちもペットの法改正が必要。桜なんて優先順位低すぎる。
お母さん豚も移植で身体大変だったと思うし、赤ちゃん達も…。
人だけが生き続けるなんて出来ないし、限度を超えてまでしてほしくないです。
例えば心臓の大きさや機能だけは全くもって人間そのものみたいな
そんなことあるのかねえ
こういう実験が将来病気の人を救うんだろうけど無駄に動物を苦しめないで欲しい
自分たちがやったことがやがてどんな影響をもたらすのか、そもそもやるべきことなのか
そこを判断しないまま、欲求の赴くままに行動したら幾ら頭が良くても破滅の道を歩み兼ねない。
やむを得ない治験的なものもあるだろうけど
こうした種の動物実験は断固反対だ。
知られていない闇がいっぱいありそうです。
命は限りがあるから尊い。確かに不老長寿は人と言うか、生命の根源的欲望。でも、動物は受け入れるけど、知恵がついてる人間はなんとか夢を叶えようとしてしまう。
人はロボットになりたいのか、ロボットを人にしたいのか、永遠に生きる業は怖い
動物実験がある程度許容されている医療分野の研究といっても、流石に冒涜的に感じて嫌悪感が凄い。
医療の発展だの様々な分野に繋がるのかもしれないがそこまでしなきゃいけないの?それは俺が今は健康だから思うんだろうか。
いやモラルはないと思うけどさ。否定もしきらないかな。
病になった臓器を今回のように作成することもできるかもしれない。
けど生命に対してどこまで人が手を加えてよいのか?
「倫理観」の問題が語られるようになったのは、それらが誕生してからのことで、いわゆる「後追い」となってしまっているのが現実。
何百年かのちには、臓器も皮膚も何から何まで移植を繰り返す技術が完成して「不老不死」が実現しているかもしれないと思うと、ゾクゾクするのと同時に、得体の知れない恐怖感も覚える。
ただ、そんな時代がきたら、世界中で紛争のタネとなっている「宗教」というものは、その存在意義を失うだろう。
それが、いいのか悪いのかは別として。
重大な罪を犯してしまったような気がして恐ろしいです。
中国はどういうつもりでやっているのか…日本でも豚で人間の臓器を作る実験をやると言っているので人のこと言えませんけどね…。
自我を持った人間に対して人権をどうするのかといった問題が生まれるのであって、動物に臓器を培養させることに問題があるのやら。
動物かわいそうと思うなら毎年絶滅してる種や、普段食べてる家畜に対しても何かアクション起こしたらいい。
チベットとかの人で実験やってそう、、、、
若い素体の人体標本を大量供給できる国だからね。
この実験も根本的な意図は同じです。
意見は色々あると思うけど…
それは良くて、この事例はだめ??
難しいですよね。
自然への感謝。
全ての命への尊敬。
自然災害やテロや…
何もかも人間至上主義でやってきたツケが、じゃんじゃん回ってきてるじゃないですか。
たかが数日だけ生きるために誕生させられるなんてあり得ない。
もし実験の成果で、画期的な新薬や治療法を安く利用出来るようになればどうせ皆使うでしょ
俺には批判出来ないわ
だから筋道通した上で批判出来る人は人格者だと思う
神の領域に踏み入れて、尚且つ医療での行為じゃないような気がする。
クローンの人間が生まれたらどうするのか本当に怖い!
一党独裁・監視社会ですから、民衆の意見など反映されず
野放しになった、最低限度の倫理の破壊が危惧されます
豚にも猿にもなれなかった命
育たず短時間で死んだのはこの子のためには良かったと思う…
脳死移植が少ない日本でこそ取り組むべき技術では?
ただ研究の結果は公開して倫理的監視は常に出来る様にしてだけど。
もしくは、大失敗で大惨事
他の先進国は、自縄自縛状態で亀の歩み
やっていいこと、悪いことがあると思う
そのうち恐怖心が一切なく苦痛も感じない戦闘用の人間を誕生させるかもしれないな。
人の遺伝子を移植した動物の子孫の胚が人間に移植できるとしたら
自身や大切な人が明日までの命かもしれない疾患で臓器移植が必要
10年待つか安全性が確保されたこの方法でつくられた臓器を移植するか
その選択でそれでも10年待つと言えるなら批判すればいい。
面白半分にこんな実験はしない。
ただ、安全性がとても気になる。
臓器を待ってる人たちも現在ではブタから欲しがらないと思うけど、アリな世界になってきても死を選びますかという問題。
もっと言えば自分と身内は死を選ぶとしても、交通事故や医療事故の加害者になった時の選択項に並んだ時、被害者に死を選びますか。
とか、未知の生物を誕生させるのは怖い
それ中国がしてくれてるだけ
生物の仕組みを完全に解き明かすためには残念ながら必要なこと
人間のために動物が存在するなんておこがましい。
ご飯でいただくときは感謝して残さずいただいてるけど、それでも心が痛いのに…。
クローン実験も凍結されてるしね。
胸が痛む。
この話題に関して、命の尊厳…と言う方はヴィーガンになるしかないし、
家畜産業が成り立つ論理があるのだから、この生命工学もアリといえばアリではないのだろうか。
家畜は殺しても良くて、生命工学が殺してもダメという論理は成り立たない。
それにしても、恐怖とその中に埋もれる見てみたい欲望とが自分の中に感じるニュースだ。
人間優位、その人間でも貧富の差によっては優劣がある
富める者の為に、貧しい物があるような考え宦官だとか、纏足だとか、一人っ子政策だとか、中国に纏わる歴史は人権侵害、権力者や富裕層優位
裕福な人間の長寿の為には禁忌をもおかすんだろうな
怖い時代になってきた・・
だけど、臓器を待っている人もいると思うと、難しい・・
神がどうのこうのと綺麗事言っても人間は便利には勝てないよ
何故よからぬことをあえてやる?
そこから何か別のものが発生したらどうするつもりだ?
否定してる人も知らない間に色んな恩恵を受けてますよ。
様々なデメリットは、人類史における必要なコストと考えるしかないさ。
どだい現代に生きる我々だけが、人類のクレイジーな歴史の恩恵だけを享受して、何のリスクも負わないなんて、ムシが良すぎる話なんだよ。
中国以外の国で公にこういう研究できる国は少ないから頑張ってほしい
というか・・・収容所に入れてる人達の臓器が底を突きかけてるから人工で作ろうとしてるんだろうか・・・恐ろしすぎる。
定期的に戦争が起きるのは生態系を守る本能なのかも。
考えうる理由は臓器売買の特許のようなものでしょう。
死刑囚から提供してもらったと言いながら新疆ウイグルの人の臓器売買をしてみたり、拉致した人の臓器を人造臓器で問題ないとでも言って売りさばくつもりでしょう。
未来では当然のことだとしても。
色々と考えされることだね。
20年もすれば、当たり前になるのかもね。
数年後には高級中華のテーブルに身体はぶた、顔は石原さとみのような食材が並ぶかも
日本人てフレンドリーに見られがちだけど自分じゃ気づかないところで人種差別してるんだよなーと思いました。
倫理的な議論が起こるから伏せているだけだろう。
日本も秘密裏にやっていても驚かない。
それまでにこんな実験が成功してあちこちに変異動物が出回るのは見たくないな
これに関わってる奴らは地獄へ落ちてほしいと思う。
触れてはいけない領域ってことぐらい、なぜ分からないのか!
科学が進歩して不老不死になったところで、なにが嬉しい?
そもそもモラルがない人にこんな神の領域の実験などさせるべきではない。
それをやり遂げて、研究発表する中国もなんだかこわいです。
不快な気持ちになります。
いくら人間の為って言ったってキメラ作るのはやりすぎでしょ。
人間、病気で死ぬ事も自然の摂理なのだから。
これって中国人だからできるのか、まだなし得ない科学への飽くなき探究心が極まると“悪魔に魂を売っても”平気な科学者の性なのか。
『どこに向かっているのかなあ…』
何をすべきとか、何を守るとか…
それらも、一体何の為に…
非常に残念な心象しか残りません。
化け物だけは作らないでくれ
化け物の命も同じ命
こんな腐った世の中なのに、こーまでして人を生かすことになんの価値があるのか分からない
何てったって中国。
キンペークローンも、もしかしたら可能かも。
という前に ホントに抗議しなきゃいけないのってこう言うのでしょ…と思う。
中国は何をしようとしているの?
怖い。
管理人の率直な感想
僕は、「神の領域」という漠然とした訳わからん表現はどうでもいいのですが。
倫理的な問題ですよね。
こういう時にベジタリアンやビーガンの人達は物凄く発言力があるのかもしれません。
僕らは豚を食べますから、「人が食うために作るのはよくて、臓器のために作るのは駄目か?」とも問われるでしょう。
ただ、この生まれた子たちの存在は?ということを考える。
ブタとして生まれたわけでもなく、人でも猿でもない。
誕生させた生命がこの世の何者でもないという罪はあるでしょう。
違和感はあります。
物凄く意見が少なかったですが、僕と同じように「ナチスドイツの実験」を連想している方もいました。
しかし、成功すれば多くの人の命が助かる。
僕は医学に関して無知ですが、人間の臓器を他の動物の体内で生成しようとする際に、ブタが最適だというのは知っています。
非常に難しい。
それに、それこそバイオハザードのような「しっぺ返し」がありそうで怖い。
それにこの問題は、ゲスな話になりますが研究としては安価に進めることが出来るのでしょう。
iPSの補助金、支援金が2022年に打ち切られるとの発表がありました。
費用対効果が低いとか何とか言っていますが、再生医療としては最も人道的であり、身体的な負担も少ない。
ここにお金を投じなくてどうするというのが僕の思いです。
神の領域云々を語るなら、山中さんに「私の一存でどうにでもなる」と迫った女性戦略室次長の罪もなかなかだと思いますよ。
今後、この記事の研究が進み、多くのブタが犠牲になるとしたらこの女のせいだ!(※個人的意見)
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