すっかり冬ですね。
『夏に、敢えて熱いものを食べる』という人がいますが、『冬に、敢えて冷たいものを食べる』という人はあまりいない気がする。
なので、今回は冬に敢えて夏を思い出していただこうと思います。
映画『スタンドバイミー』のお話です。
初夏になると思い出す映画。そして何度でも観たくなる映画でもある。
なぜスタンドバイミーは僕らを魅了し続けるのでしょう。
巨匠スティーヴン・キングの少年期のエピソードが元に
『スタンド・バイ・ミー』は、ホラー小説の文豪スティーヴン・キングの短編集『恐怖の四季』の秋編『スタンド・バイ・ミー 秋の目覚め(原題The Body : Fall From Innocence)』が原作になっている。
原題は「死体」というスティーヴン・キングらしいホラーぽいタイトルだが、映画ではエンディングで流れるベン・E・キングの名曲から『スタンド・バイ・ミー』がタイトルになった。
スティーヴン・キングの自叙伝ではないが、随所に彼自身が少年の頃のエピソードが元になっている部分もある。
スティーヴン・キングと言えば、『キャリー』(76)や『ミザリー』(90)などをはじめとする数多くの作品が映画化されており、『スタンド・バイ・ミー』の原作短編集『恐怖の四季』の春編『刑務所のリタ・ヘイワース』は、映画『ショーシャンクの空に』(94)の原作である。
そのスティーヴン・キング作品にとってお馴染みの「キャッスルロック」という架空の人口1200人ほどの小さな町が舞台である。
あらすじ
1959年、暑い夏のことだった。
その町からちょっと離れた線路沿いで少年が死体となっているという噂を聞き、12歳の”頭脳明細”ゴーディ(ウィル・ウィートン)が、木の上にある秘密基地に集まる仲間、”カリスマガキ大将”クリス(リバー・フェニックス)、”クレイジーでムチャな男”テディ(コリー・フェルドマン)、”抜けている天然”バーン(ジェリー・オコネル)とともに、「町で英雄になるために」死体を探しに出る――、という物語である。
(※他のスティーヴン・キング作品に出てくる「キャッスルロック」はメイン州にある架空の町だが、本作品のキャッスルロックはオレゴン州の架空の町となっている)
なぜか感じる懐かしさ
『スタンド・バイ・ミー』は、人生を大きく変えた宝物のような映画だ。
この映画を語る時、誰もがそのようなパーソナルな思い出をつい思い出してしまう気がしてならない。
かつて出版された『スタンド・バイ・ミー メモリアル』(創樹社:1988)を今でも持っているのだが、淀川長治氏などの名だたる映画評論家たちが、映画を評論しながら自分の思い出を語っている。
この映画の持つノスタルジックな雰囲気がそうさせるのだ。
舞台のカルチャーと、『12歳』という年齢
舞台となった50年代後半の、ポップミュージックやクラシックカーやファッションが、その雰囲気を作り出しているのは紛れもない事実ではあるが、理由はそれだけでもない。主人公が12歳というのもある。
4人がいきがってタマだのエロ本の話だのをしながらも、ゴーディがクリスの肩を借りて泣くというシーンは12歳ならありうる。
キーファー・サザーランドが演じたエースくらいの歳では、観客も感情移入がしにくく、そんなシーンはありえないだろう。
主人公が12歳という設定だったから起きたマジックだ。
そしてその4人それぞれが、コンプレックスを抱えている。
ゴーディは兄弟間に生じた格差による両親からの愛情不足、クリスは出自による偏見、テディは戦争でPTSDの父を持ち、バーンは頭の回転が遅くイジられる。
映画ではこの4人の切ない結末に現実味を感じるが、それでも4人はこの冒険で成長させた。
たった1泊の冒険が彼らを成長させたのは、やっぱり12歳だったからだろう。
そんな風に思っていると、この映画の最後に画面に「あの12歳の時のような友だちは、もうできない――。もう2度とは……」と出てくる。
観客は気づいてしまう、確かにそうだな、と。
クリスよりも早く逝ってしまった、リバー・フェニックス
公開から30年以上経ったこの映画は、人々の思い出とともに記憶されている有名な作品だが、アメリカでの初回上映はたった16館だけだった。
公開から3週間目にようやく約700館に増え(それでも通常は1,200館前後なので少ない)、4週目で約800館まで増え、全米第1位を獲得した。
日本での公開と宣伝は打って変わって最初から大々的だった。
クリス役のリバー・フェニックスが来日し、『笑っていいとも』などに出演した。
映画のクリスとは違って、背も髪も伸びて、かなり良い男に変身していて、とても眩しかった。
その姿は、映画のエンディングでも大人のゴードンが語っていたように、小さな世界(キャッスルロック)から出て、頑張って素敵な男になった姿と重なって、余計にキラキラ見えたものだ。
そんなリバー・フェニックスも、1993年に23歳という若さで早逝してしまった。クリスよりも早く――。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00010000-cinemore-movi
ネットの声
7/2(火)15:40
7/2(火)15:42
7/2(火)16:04
7/2(火)15:44
7/2(火)16:01
7/2(火)16:07
7/2(火)15:54
7/2(火)16:10
7/2(火)16:53
観た時期が良かったのかもしれない。
いまの若い人も本当の名作を観てほしい。
7/2(火)16:00
リバーフェニックスが亡くなった事、亡くなり方を知って、ガラガラと何かが崩れてしまった気がしたのを覚えている。
何度観ても、何度でも涙が溢れ、何かを置いて来てしまった様な、悔しくて切ない様な、締め付けられる感じがする。
7/2(火)16:11
7/2(火)15:52
7/2(火)15:50
7/2(火)16:08
7/2(火)16:29
7/2(火)16:06
初めて見たのはそれこそ中学生のころだったけど、今見たらまた違う感想だろうなあ
久しぶりに見たい!
7/2(火)15:49
7/2(火)16:55
7/2(火)16:38
7/2(火)15:56
7/2(火)16:15
7/2(火)21:53
7/2(火)16:19
7/2(火)15:52
7/2(火)16:22
あと「ショーシャンクの空に」も良い映画だった。
7/2(火)15:55
7/2(火)16:33
7/2(火)19:32
7/2(火)16:00
7/2(火)16:21
7/2(火)16:10
好きな映画いっぱいありすぎますけど、他人に一番好きな映画は??って聞かれたら迷わず答えています。
リバーに憧れて手を出しちゃったタバコ。ようやく禁煙に成功したよ。
7/2(火)16:19
7/2(火)16:35
7/2(火)15:38
7/2(火)16:48
なんだか今見ると切ない感情が強く残りそうなんだ
7/2(火)16:17
7/2(火)17:08
7/2(火)16:15
7/2(火)16:02
7/2(火)23:57
ステンバーイミー。21世紀に観ても色褪せない魅力がある。
7/2(火)16:16
7/2(火)16:15
7/2(火)19:20
7/2(火)18:31
当時ホーム・ビデオが全盛期で、わたしの回りの家族持ちの人たちは、週末よくこの映画のビデオを観ていたそうです。
決して大作、名作というものではありませんが、いつまでも心に残る佳品です。
ところで、R・ドレイファスが亡き友との思い出をワープロで綴りながらも、セーブしないまま電源を切ります。
あれは意図のある演出なのか、それとも演出のミスなのか、ずうっと考えています。
7/2(火)17:31
12歳の頃の友情関係は、もう二度と培うことはできないでしょうね。
7/2(火)16:43
7/2(火)17:42
おっさんになったからまた見てみようかな
7/2(火)16:07
7/2(火)16:50
7/2(火)16:20
7/2(火)17:15
7/2(火)17:20
7/2(火)17:10
7/2(火)17:08
7/2(火)16:26
グーニーズの方が好きだったけど。
7/2(火)16:12
7/2(火)16:17
7/2(火)16:33
7/2(火)18:37
最後のあの一言に。
忘れられないシーンやね。
7/2(火)18:37
7/2(火)15:54
まあショーシャンクはビデオレンタル屋のランキングで決めたけどね。
7/2(火)20:17
さて、この梅雨が開けたらスタンド・バイ・ミーだな。
7/2(火)20:23
7/2(火)23:26
7/2(火)20:20
7/2(火)17:24
ひょっとしたら倉本さん、被せましたね?
7/2(火)19:41
7/2(火)17:14
7/2(火)20:26
7/2(火)17:30
7/2(火)19:48
7/2(火)19:08
7/2(火)21:30
もう一つ、大好きな映画で、アメリカングラフティ(^-^)
12歳とかたや18歳が主人公の、何か懐かしい、切ない、多分、10年後に観ても同じ気持ちになるんだろうな
7/2(火)21:41
かなり久しぶりに観ましたがホント良い映画ですねー
7/2(火)20:29
秘密基地作ったり、あの山の建物を目指そうって山を登るんだけど、思っているより遠くて途中で引き返したけど(笑)
女の子だったけど、リヴァーになりたかった。
7/2(火)15:59
7/3(水)5:38
サビの翻訳がまた泣ける……
7/3(水)1:20
7/3(水)1:52
どうあがいてもあの頃には戻れないという、残酷なまでに非情な現実に気付かされるのだから。
7/2(火)21:07
7/2(火)15:54
7/3(水)1:20
7/3(水)9:09
7/3(水)10:46
7/3(水)12:40
まぁ好きなタイプだったなぁ。
青年になって、インディジョーンズで若き日のインディ役で出てまたまた、魅力ある演技してたよなぁ。
公開が始まってしばらくしてからの訃報。
(*´-`)。
なんか悲しかったなぁ。
一瞬にして、まるで知り合いが亡くなった感じでしたね。
次期ハリウッドスターの主役になる存在だったのになぁ。
彼が生きていれば、良い映画もたくさん作れたのにね。
亡くなる前までは、ちょくちょくスタンバイミーを見てたけどなぁ
亡くなってからは、一回ぐらいかなぁ。
かなりご無沙汰です。
良い俳優さん亡くなるとやはり辛いよなぁ。
7/3(水)14:27
7/2(火)17:19
7/3(水)16:12
スタンドバイミー、当時はさほど期待はしてなかったが、観てよかったと思った1本です。
また観よう。
7/3(水)14:40
7/2(火)20:04
7/3(水)7:01
7/2(火)18:28
もしかして自分、アメリカ田舎町生まれの白人なの?
7/2(火)15:36
7/2(火)16:38
7/2(火)20:46
7/2(火)21:19
7/6(土)8:44
7/2(火)22:03
この映画を見て二人の合図の手のひらをこ擦り合わせるシーンを親友と何回もした。
あの頃に戻れるなら、作者は違うけれど(リプレイ)したい。
7/3(水)16:58
自分の12歳の時なんかは、特撮ヒーローやアニメマンガのロボットとかに夢中になっていて、冒険みたい物といえば、学校で行った林間学校のキャンプファイヤーや、みんなで作ったカレーライスぐらいなも!
この映画みたいに冒険する事なんか無かった!
もし12歳の時に戻れるなら、こんな冒険をしてみたい!
今の現代社会では、高齢者の交通事故、オレオレ詐欺、あおり運転、幼児虐待といろんな事件が多すぎる!
もっと平和な時代が来ればいいと思う!
7/2(火)18:22
7/2(火)18:23
7/2(火)16:04
7/3(水)5:29
7/2(火)15:36
7/2(火)18:52
7/2(火)23:25
管理人の率直な感想
僕が12歳の頃。
このキャストと同じようなキャラクターの友人たちがいました。
この4人の登場人物を10人に増やした感じです。
まさにこのリバーフェニックスのようなガキ大将もいましたし、クレイジーなジェリーオコネルのような奴もいました。
おデブちゃんはどこにでもいるでしょう。
僕の友人のリバーとジェリーは幼馴染で、遊び始めたのは小学校高学年になってからでした。
二人の周りには悪ガキどもが揃っていて、初めてそのメンバーで遊んでいるときに、河川敷を歩きながらリバーとジェリーを始めとした連中が普通に手慣れた感じでタバコを吸い始めたんです!
小学生ですよ?
ビックリしましてね。
「お前ら!スタンドバイミーじゃん!まんまじゃん!」と言ったのですが、彼らはスタンドバイミーを観ていなかったので「なんだそれ?」って感じでした。
「小学生だぞ!タバコは中学生になってからだぞ!」と一人で大騒ぎしたのを覚えています。
20歳になってからなんですけどね。
みんなとはいろんな話をしたし、いろんな場所に行きました。
いい思い出です。
というか!
キーファー・サザーランドが出てるんですよ!
悪い青年役で!
いい歳こいて少年たちをいじめるんですよ、これがまた。
なーにがジャックバウアーだよ!!!
とにかく、この映画は僕の人生に大きな影響を与えてくれました。
いい作品です。
ちなみに生まれて初めて映画を観て泣いた作品は『マリリンに会いたい』です。
あっ!今、笑いましたね?
動物が好きな人なら絶対泣きますよ!
映画観るなら<U-NEXT>
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