架空の存在いえども国民的キャラクターともなれば、人格があり、また彼らなりの生活がある、そのように感じてしまうものです。
そして、なかにはどのようにして生活を成り立たせているのか判然としないキャラクターもちらほら。
タイトルの通り本稿は架空のキャラクターの収入源について思いを巡らす記事です。
なんとも無粋で頓狂と思われるかもしれません。また、実際その通りです。
しかしながらいざ調べてみると思わぬ発見があったのです……。
『ちびまる子ちゃん』の父・さくらひろしは働いているのか…?
さて、いきなりですがアニメ『ちびまる子ちゃん』(原作:さくらももこ)の父ひろしに想いを馳せてみましょう。(人生にはそういう時間もたまには必要です。)
何色かもよくわからないトレーナーを着込み、夕方ごろ帰ってきては、焼き魚をつつき、赤ら顔でナイター中継に文句を言っている、そんな“さくらひろし”の姿が容易に想像できることでしょう。すると私たちは「あれ? ひろし、働いてなくない?」という決定的な疑問にぶつかります。同じく“国民的ひろし”である『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしは家族のため汗水流して働く姿がピックアップして描かれていますが、さくらひろしはそんな勤勉ぶりとは無縁の男として描かれています。Google検索の候補でも「さくらひろし 無職」と出ます。これでは、ひろしがかわいそうです。
ひろしの名誉のためにもお伝えしなくてはなりませんが、結論から言えばひろしは八百屋さんの主人です。まる子ちゃんの家は八百屋さんなのです。さくらももこ先生のエッセイではたびたびご実家の八百屋さんについて言及されていますが『ちびまる子ちゃん』本編では“実家が八百屋さん”という要素は物語には不要ということで省略されてしまい、結果として「さくらひろし=無職説」すら飛び出す始末となりました。こうしてみるとひろしが一日中トレーナー姿なのも合点がいきますね。
バカボンのパパの職業は…みんなが疑問に思っていた!
『天才バカボン』(原作:赤塚不二夫)のパパはどうでしょうか。どう考えても彼が毎月住民税や社会保険料をきっちり収めているとは思えません。なお、これに関しては多くの視聴者が疑問に感じていたらしく、公式サイトがすでに回答を出していました。引用しますと、“定職に就かず「これでいいのだ!」を合い言葉に日々楽しく自由に生きる男”とのこと。逆に清々しいですね。
さて、「バカボンのパパって植木屋さんでは?」と思われた方も多いかと思います。確かにテレビアニメの第1期では植木屋さんという設定になっていましたが、実はこれ「子供達の教育上によくない」という理由から勝手に付け加えられた設定で、すぐに消失しまったもの。パパは、正々堂々“無職”なのです。
しかし、ネット上では異論を唱える声が多数。
真実は如何に。
参照元 マグミクス
そして八百屋の描写がなかったのは。「物語に直接関係ないから省略された」のではなく、「毎回店先の様子を描くのが面倒だったから」です。本人のエッセイ等にその言及があります。
何れにしても、その働く姿が描かれてないのは、あくまで子供目線で進むストーリーだから、というのもあるのかもしれませんね。
実際のところ、小学生の頃って、自分の親が働いてる姿を見る機会が殆ど無いじゃないですか。それこそ、サラリーマンだったりすると、ね。
おじいちゃんも、友蔵さんはももこさんの理想のおじいちゃんで、本当のお祖父さんのことは好きでなかったとの記述もありますね。でも、そのご自身のお祖父さんのお葬式のエッセイでのくだりが、涙が出る程面白いですけど。
暇ならエッセイ読んでみたら良いよ。
面白いから。
私は子供の頃大好きで、お小遣い貯めて買って読んでましたけど、おじいちゃんの性格がまるで違う事に衝撃を受けた。
おじいちゃんが亡くなった時のお話は、笑ってはいけないのに笑えるお話だったのを覚えています。
少し前に、サザエさんもしんちゃんもまるちゃんもドラえもんも、国民的アニメの妻・母親的立場のキャラが全員専業主婦で、時代に合ってないというTwitterが話題になってましたが、まるちゃんのお母さんだけは、本当は八百屋のおかみさんだったので、子供を妊娠していてつわりが有っても、吐きながら仕事してたとさくらももこに話していたそうです。
さくら家の親は、むしろちゃんと働いてたんですよね。
お年玉の千円札をウキウキ何度も数えていたら没収されたり、買いたいものをなかなか買って貰えなくておじいちゃんが年金から援助しようとして怒られたり、火事で全焼したクラスメイトが居たり。
自営業の家の子供の視点がとてもリアリティーがあって考えさせられる。
親友の家はサラリーマンで高級なカメラの趣味に没頭しているのは別世界感があったり、花輪くんの家は飛び抜けて金持ちだったり。
のほほんとした雰囲気の中に実社会が投影されていて多感な小学生時代を感じさせる。
漫画のおじいちゃんは理想のおじいちゃんとして描かれてましたよね。
八百屋さんが描かれてないのは面倒だからって有名な話だと思ってた。
小学生の頃からりぼんでちびまる子ちゃん読んでました。
単行本も揃えてたし、エッセイもたくさん持ってました。
りぼんの後書きや他の漫画家さんとのコラボ雑談みたいなのが面白かったな。
結構そういう所に細かい設定や小ネタが書かれてたりした。
そうそう、実際のおじいちゃんは『ちびまる子ちゃん』の中とは真逆で、あのおじいちゃんはさくらももこさんの理想って書いてたなー。
若い人からしたら、スーツ姿が殆どないし通勤シーンもなく、特に夕飯頃にはもう家にいるから無職?と思ってしまう人が出てくるのは現代においては仕方ないのかもしれないですね…悲しい。
戦時中に友人を助けたエピソードもあるし、酒好きでほろ良い気分になって調子に乗っても暴力的になるシーンは見たことがない。良い父だと思います。
たなみに、「心の鍵」持ってます。分かる方には分かると思う。
理想の家族が漫画なんだと聞いて切なくなりました。
ものすごく丸くまとめてる漫画なんだと知ってせつなかったな。
たまちゃんとはずっと仲良しだったってのが幸い。
商店街があって個人商店がたくさんあった
今のまるちゃんの街清水もそんなものは皆なくなりました
職場も家だから、普通の勤め人がどんな感じなのかわからない、とも書いていましたよね。
仕事風景までは描かなくても、朝には仕事に行く準備してる風景くらいは有っても良かった気はします。それがことさらに省かれてるのでさくらヒロシ=無職説が出ちゃったりするんだろうなぁ。
ここにも何度か書かれてるおじいさんの話も頑固でしたみたいなオブラートに包んだ表現でなく性格悪いし大嫌いみたいなストレートなものでした。
子供心に死んた爺さんそこまで悪く書く必要あるの?ちびまる子ちゃんのイメージもあるのにとか思いながら読んでました。
オールナイトニッポンではテンション高いトークで内容はサブカルで何だこの人は?と思いながら聞いてました。
エッセイ集を読んでなければ是非読んでほしいですね。
ただちびまる子ちゃん見ても朗らかファミリーアニメとして見れなくなるかもですがw
あと、実は家族との折り合いが悪く、そういった嫌な記憶から逃れたいという気持ちもあったのではないかと推測してます。友蔵が実は嫌な人だったという話は有名ですよね。
理想を詰め込んだのがトモゾウさんって。
それ読んだら、お父さんやお母さんもフィクションって子どもながらに理解してました。
そんなに間違ってないよ。
まる子の目線からすれば、家にいるひろしが全てということでしょう。
ネクタイしてる姿を見ないのと
あれだけ酒好きで日曜休みのようだから。
駅からはそんなに遠くはないけど
自家用車は必要不可欠な清水の町
車の運転シーンあったかな?
知りたい。お爺さんの時は値引きがありそうだしおばあさんの時はおまけがありそうなw
懐かしい!!背の高いおじいちゃんで、棺に入らなくて変な格好になったとかじゃなかったですかね?かなり昔に読んだものなのに覚えてるもんだなぁ…
さくらももこさん愛が すごい。
現代では個人営業してたら有り得ない。
自分はまるちゃん家の近所で八百屋見てたので、漫画の設定は知りませんでした。ちな入江小です。
だけど気がつけば、ちびまる子ちゃんが、テレビに登場して、もうそろそろ30年ほど経つのかな?
途中他のアニメな切り替わったり、サザエさんのように始めからずっと続いてきた訳じゃないけど、やっぱり歴史あるアニメ(漫画)だと思います。
キートン山田さんも、今月いっぱい。
何か寂しい。
ぐーたらのイメージが強いけど、娘さん二人を育て上げた立派な父だと思います。
お姉ちゃんが「さきこ」なのは聞いたことあったけど。
おばあちゃん、あまり登場しないけど、アニメの中ではまる子のお母さんの事をすみれさん、って呼んでますよね。なかなか登場しないおばあちゃんだから毎回はないけど。
むしろおばあちゃんの名前の方が知りたい。まる子の家族の中で唯一名前が分からないのがおばあちゃん。
そしてまるちゃんとおじいちゃんは仲悪かったんだよね
庭付きのそこそこ部屋数もある平家に住んですけど、あれは友蔵が建てた家なのかな?
ちびまる子ちゃんのお話に関係ない八百屋の店先を毎回描くのが面倒だったから、もものかんづめという本で明かしています
なので、お話の中では専業主婦のまるこの母も、友蔵やおばあちゃんも、お店を手伝っていたのでは?と思います
両方ともアニメでしか知らんし、見た回数も同程度だが、
サザエさんはご近所とか同級生の親とか登場人物の職業が思い浮かぶのに、
ちびまる子ちゃんの方は父ひろしだけでなく、誰の職業も思い浮かばない。
まるちゃん家にもお隣さんエピソード、あるのかな?
今では嘘みたいな時代だな。
ちなみに自分は嫁さんから聞いてわかりました。
お姉ちゃんが「さきこ」なのは聞いたことあったけど。
考えてみたら、今の時代からすれば想像もつかないような献身ぶりだな。
胃に穴が空いたりしないか心配だ…
スネ夫の家より金持ちだよな、多分。
家で働いている人がいっぱいいるし。
爺さんのものかな?
え!、まじで?と思ったけど
義理の父にはまる子を甘やかさないよう嗜め、
義理の母にはお口に合うかわかりませんがと言って料理を出し、
ぐうたら亭主にため息をつきながら、
思春期のお姉ちゃんの良き理解者になり、
誰もしつけをしようとしない末っ子まる子を叱る。
素晴らしい肝っ玉母ちゃんである。
母は妊娠の悪阻で吐きながら父を手伝ってたそうです。
春日部にローンはあるけど二階建ての持ち家。
子供2人にペットの犬、そして車
年収で言うと650万位かしら??
みさえが安月給とひろしに言ってるのを見ると、そうでもないよとつい思ってしまう。
まあそもそも作品が作られた時代の背景もあると思うけど
専業主婦でマイホームに子供2人にペットまで。。夢のようなお話し
あとサザエさん一家も裕福だと思う。
デパートによく行ってるし。
同じ日曜日だからちびまるこちゃんとサザエさんの家のおかず比べちゃうけど、サザエさんの家の方が豪華だし。
お爺ちゃんとおばあちゃんがいる大家族なので、お母さんは専業主婦だろう。また、お爺ちゃんは自分の年金を自由に使っている。
そうすると、家がローンのない持ち家だとしても、大家族をヒロシ1人の収入で支えていることになる。
また、ヒロシは夜はいつもかなり早い時間から毎日家でお酒を飲んでいる。ということは、結構収入のある仕事で、勤務時間は早い時間帯であるはず。
ちびまる子ちゃんの家は静岡県の清水であること、夕食のメニューに魚が多いこと、そしてヒロシのあののんびりした性格などからかんがえて、漁業関係者なのだろう。
でも、漁師というかんじはしないので、目利きの卸業者あたりなのではないかという結論に、クラスで達しました。
色々考えるのが楽しかったことを思い出しました。
八百屋さんでしたか。残念!
他にもタオルくんとかマグぼうやとかいるんですけど、それらもタオルやマグカップを無償で提供しているし、やはり物々交換でみんな生きているんだと思います。
カレーパンマンのカレーは本当に美味しいね!とむしゃむしゃ、食べているのに衝撃を受けた記憶がある。
家庭内の地位が低く情けないパパに見えていたけど、大人になるとめちゃくちゃ優秀な男性だと気付いた。
都内では無いけど、広い一戸建てに広い庭。
犬を飼い車があり、馬鹿だが可愛い男女の子供がいて、奥さんともラブラブ。
早くに帰宅し、酒を毎日飲む余裕のある暮らし。
理想的で幸せ者ですよね。
1980年代くらいだと、それで安月給で辛いみたいになるのか…
勝ち組はみさえかも。
あらゆるデータから「日本の平均」と呼ばれる静岡市で育ったからこそ、作品が国民全体から理解されやすいのかも知れません。
(税理士の方の分析では「故郷の福岡に不動産を持っていて運用してるのではないか」という話だった)
磯野家は以外の博識・高学歴者が多い。
サザエも短大出身だし(専業主婦だから収入は無いが)。
遵って、磯野家はかなりの収入があり、裕福な家庭であることが解かる。
庭付きの持ち家があり、何度も海外旅行に行っていることからしても裕福な家庭なのは間違いない。
マスオは早稲田大学野球部で補欠とは言え速球派投手だった。多分高校野球ではスター選手。早稲田の補欠でも野球を続ければプロからのスカウトが来るレベルだと思う。商社では若くして係長なので出世コースに乗っているかなり有望な人材だと思う。
奇しくも先代の永井さんが京大卒だったので、偶然とはいえ面白い。
波平さん定年後は年金だが、嘱託で働く事もあるが、役員として働くのは狭き門だ。
旅行するでもなくみんなで墓参りしてたから、海平兄さんじゃなくて波平さんが墓守してるのかなぁ?と疑問に思ったことが…
スタミナさんが大名だったら墓が分かれてあっても良いと思うけど、たぶん違うよね?
それともぼた餅たくさん食べて褒めてくれたお殿様って、大名クラスじゃなくて征夷大将軍クラスなのかな?
…と妄想が。。。
のび太のパパも都内に庭付き一軒家を持ってて、決してダメサラリーマンではなさそう。子供が「のび太のくせに」なんてバカにされるような暮らしぶりじゃないよね。
十分、幸せな生活だよね。
いつもより早く帰ってくる姿に玉子が、
「あなたどうしたの…?」
「ニューヨーク支社に転勤になったんだ」
「あなたの会社ニューヨークに支社なんてありました?」
「ないけど転勤らしいんだ…」
と淡々と話す姿は…ちょっと面白かったです。
実態がない支社に転勤って…(笑)
比較的最近のドラえもんの回で、「家の購入をしたい」と悩む両親のため、どっかのヨーロッパのお城を買いにいった話がありましたよ。
あまり余裕のあるご家庭ではないのだと
子供ながらに思ってました。
車もないしあまり裕福な感じはないけど、ママが息子が小5で専業主婦ってことはそれなりなんですかね。
商店を営んでいるのにめったに出てこない父親は警察等で柔道を教えていると考察した。
都心であの豪邸、築年数はある程度経ってるにしても固定資産税めちゃ高いだろうなあ
若い内に子供を作り、子供も早くに結婚して2世代居住になればこう言う生活形態も可能ですね。
今は初婚年齢も初産年齢も高齢化しているので子供が社会に出る前後で親は定年退職、下手をすれば介護が始まるのでかなり難しいでしょうね。
ママたち専業主婦だし、ジャイアンもしずかちゃんも、今の時代にするといいとこの子になりますよね。
たしか7LDK!
作家ってすごいね。
それで子供のテストの点数が悪いと子供を叱ってるけど、暇なんだからお前が勉強みてやれよ、と思ってしまう
文通相手からのび太に宛てられた手紙に「東京都練馬区月見台・・」と書かれています(原作ね)。
ちなみに「東京都練馬区月見台すすきが原3-10-5」はスネ夫ン家。
(しかも申告書をごまかそうとしてるし)
ちゃんと全部みてからコメントしような
父親より遅いと怒られるもありましたが笑
朝食まで一緒だとしたら商店主かな。
高度経済成長期やバブル期は父親の不在が社会問題化それていたし、サラリーマンで家族との時間が取れないのであれば、商店主や個人事業主はこれからの未来、目指すべき働き方なのかもね。
しんちゃんの通う幼稚園が「ふたば幼稚園」なのは、
週刊漫画アクションの出版社が双葉社だから。
納得です。
離婚してるとは言え、高校生の娘と居候の小学生をどうやって養ってんのかって思ってたよ。
そういえば、だいぶ前に変装した新一ママがこの子の生活費にって多額の現金入った通帳置いてった話が確かあった。
小五郎めっちゃ喜んでたからそれも手をつけてそう。
あのビル持ちビルだったんですね!
貸しビルに住んでるのかと思ってました!
自分が大人になってみるとその10倍大変だった。
だからってまるちゃんの父ヒロシが八百屋ではないぞ!
エッセイマンガではあるけど、あくまでフィクションですから
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