「ただしイケメンに限る」という言い回し、インターネットでよく見るのは、モテ指南みたいなものにくっついている形である。例えば「料理をする男性は女性からの好感度が高い」というような話に「※ただしイケメンに限る」という形でくっついてくるわけだ。多少モテそうな行動をとろうがモテ指南に従おうが、それでモテるのはイケメンに限った話でしょ……というニュアンスの文言である。
「ただイケ」とはいうけれど、イケメンについて考えたことはありますか?
本当にモテない人というのは世の中にいるだろう。周囲から言われたことやこれまでの行動から、「自分はモテない」という自覚を内在化させてしまったパターンもあるとは思う。モテるためにいろいろ行動することに怖気付いたり「キャラじゃないし」と内面化していたりする人が、先回りして「でもどうせイケメンじゃないと最初から話にならないんでしょ」と開き直るのは、十分ありうる話だろう。そういう人が「はいはいそんなのイケメンだけの話でしょ」と開き直ってしまう心理はわからんでもない。
しかし、実際のところこの「ただしイケメンに限る」という言い回しには「モテたい」という以外の、ひがみっぽい感じのニュアンスも漂っているように思う。要するに、「めちゃくちゃモテたいというわけではないけど、概念としてのイケメンになんとなくひがみ意識を持っている」という人もいるのではないかという話である。
多くの女性はそこまで容姿の良さを重要視してはいない
もちろん顔がかっこいい人間はいろいろな局面で有利なこともあるだろう。しかし女性は言うほど付き合う男性に容姿の良さを求めていないという調査結果は、ちょっと検索すればけっこうたくさん出てくる。しっかりした付き合いを考えた場合、男の側の見た目というのはものすごく重要かと言われるとそうでもないようだ。
見た目のいい人としか付き合いたくないという女性はそりゃ実存しているが、そこはもう「人による」としか言いようがないので「女はイケメンが好きなんでしょ」と巨大な主語で話をするのは無理がある。最終的に1対1の人間の話である以上、ことルックスに限ったこと以外なら案外なんとかなると思うのだ。
イケメンとは何かを知りたければ、「仁義なき戦い」を見ろ
「イケメンとは何か」という話である。
正統派の二枚目を見れば「なるほど美形だ」となるし、ゴツい男性も「胸板があるとやっぱり洋服が似合うなあ」とか思うし、スティーブ・ブシェーミみたいなヨレヨレのおじさんにも他にない魅力があると思う。
「ただしイケメンに限る」と言っている人のうち、どれほどが「イケメンとは何か」という点について真面目に考えているのかという疑問が湧いてくるのだ。
これは無根拠な予想だが、「イケメン=女が好きなジャニーズとかEXILEみたいなの」くらいの認識ではなかろうか。そりゃまあ確かに、ジャニーズ的な顔が好きな女性は多いだろう。しかし彼らはアイドルであり、アイドルは顔の他に曲や振り付けやその他の文脈のような要素がまとわりついている。そんな複合的な存在に対し、「イケメンか否か」という部分だけを見るのは短絡的だろう。
「イケメン」という単語が持つ意味合いは本当はずっと広い。さらに多様なイケメンの姿を確かめたいのなら、ぜひ一度「仁義なき戦い」を見てほしい。モデル体形(というか実際にメンズモデルをやっていた)のすらっとした菅原文太。革ジャンからタキシードまで、常に服装をチェンジする松方弘樹。理不尽な親分でありながら、出てくるだけで画面がパッと明るくなる金子信雄。はち切れんばかりのピチピチ感が漂う若い頃の梅宮辰夫。とぼけた風貌でありながら異常に生命力がありそうな田中邦衛。エトセトラエトセトラ……。
全員見た目の方向性は見事にバラバラだが、主演級から大部屋俳優まで、男たちが生き生きと敗戦直後の広島で元気に暴れまわっている。おれはもう全員をイケメンと言いたいし、しっかり見れば「こいつら、かっこいいのでは?」と思わされてしまうようなエネルギーにあふれている。世界にひとつだけのヤクザたちが互いに騙し合い殺しあうギャングスタパラダイスを見れば、「ただしイケメンに限る」などという言い様がいかに間口が狭くなんにも考えていないものか、しみじみとわかるはずだ。
というわけで、ことあるごとに「ただしイケメンに限る」みたいなことを言ってインターネットでクダを巻く人には、ぜひとも往年の東映実録路線ヤクザ映画を見てほしい。顔が多少よかろうが悪かろうが、そんなことは関係ない。そこには本物の生き様がある。あのガタガタと揺れまくる手持ちカメラの映像を見れば、多少モテなかろうがそんなことで男や女の価値は左右されないという勇気が湧いてくるはずである。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190523-00000101-it_nlab-life&p=1
ネットの声
普通ならマイナス要素になるような言動でも、多少なら赤字にならないでしょうし。
そもそもこのワードを使う人にとっては「イケメンとの接触」自体がプラス要素になるので、言動は関係ないという事でしょうね。
まぁ「イケメン」というのは万人共通というより各個人それぞれに定義があるので、真剣に考えるだけ無駄な気もします。
痘痕も笑窪、蓼食う虫も好き好き。
だから自分が「イケメン」だと思っても、相手にとってどうなのか把握してから行動すれば間違いは起こりづらいかと。
だけど「男は目で落とせ、女は耳で落とせ」って言うけど、顔の良さを重視する傾向は女性よりも男性側にある。
たしかに、いい男は見ていて目に楽しい。
だけど一緒に居たいと思うのは、自分にとって居心地のいい人じゃないかな。
ツボを外さないねぎらいの言葉、たとえば「あれ? ここ片づけてくれてたんだ? ありがとう」とかに、女の人はキュンとくると思う。
特に女の人はシビアなので、「顔が良くてもね」と、見切りをつけるのも速い。
これが男の人だと、「可愛ければ許す」は、それなりに長続きするのに。
当たり前のこととして人間性についても悪くないだろうという希望的観測も含めて言っていると思う。
そもそも、女性陣は「絵になる男」を表現したいだけで、
それ以上の意味はないと思う。
シンメトリーかそれに近いとか、他にも民族的特徴が薄い方が(よーするにハーフ)魅力的に感じられやすいとか。
直接モテとは関係ないけど、背の高い人ほど優秀そうに見えるなんてのもある。
案外見た目に左右されてるもんだと思うけどなぁ。
読書してる姿とか一生懸命に働く姿とか。
街歩いてる時、結構年上でちょっとハゲてるけども、雰囲気が良い男性もいて、いいな〜と思う時がある。若い人に限らず、色んな男性を見て観察するのも良し。
当然そんな人間はおしゃれに気を使うこともなく、根はやさしくても自分に自信が無い為気の利く行為が取れないためモテず、結果異性を敵視し根性がひん曲がり碌な人生を送れない。
イケメンじゃなくても生き生きしてる人は意外といるだろうけど、実は結構な努力と度胸が必要。正直恩をあだで返される経験も多いだろうし、それにくじけない丈夫な心がね。正直人前では笑顔でも影では泣いてる人も多いよ。
日本の恋愛ドラマに出てくる主役俳優はいわゆるジャニーズ系のほっそりしたキレイ目な男性だけど、あれを全部の女性が好きかというとまた違う。
そんなの当たり前じゃないかと思う人がいるかもしれないが、女はみんなジャニーズ系好きだと思ってる男性は結構いる。
偏見を捨てて、まずは一人一人向き合うのが良いんじゃないかな。
ありますよ。 「(少なくとも)自分はイケメンではない」という意味です
たくさんいるよ。
顔立ちは問題ないのに、顔つきでブサイクな惜しい人もたくさんいる。
特徴として、そういう人は決まって口元がだらしない。
好きな人にされたら、キュンキュンしちゃいますよね(*^^*)
みんなの恋が両思いになるといいよね。
あー、恋って難しいなあ。
それがないのは、イケメンじゃあないってことだね。
あくまで、見ててテンション上がる、もっと見たい、という話なのです。
コメディ以外で。
一流の役者だがイケメン扱いされた配役は見たことがない。
体臭とかは減点法の対象。
そんな感じじゃね?
元彼も元旦那も世の評価はイケメンに括られるらしいのだけど、お褒めに預かる部分が良くて一緒にいたわけではなかったんだよね…
…うん。見た目のいい人はいるよ…でもイケメンかなぁ…ってところで頷けず、足踏みしてしまう。
ただ、私が見る目のないだめんずなのかもしれないし、足踏みくらいでいいのかもしれない。
かっこいい、とか、いい男、とか称させる人は見た目以外にも確実にいいところがある。
付き合うとか結婚するとか関係なく、見るだけならそりゃイケメンがいい。目の保養だもん。
女はイケメンが好きって言うけど、男も可愛い子とか美人でスタイルいい子に弱いと思うけど。
この記事を書いてもらいたい。
と言うのは自分が、どっちもイケる、多少の造作の不正確さがあっても、まあイケるわ。とか言える人間だからなのかもしれんがw
並の下の方の自分でも相手してくれるのは男女共にいて、それなりに長短それぞれのお付き合いは出来てるし、その辺で苦労はして来なかったんだよね。
一時期、自分がど底辺のクズ、とか思い込んでる時に一人の期間はあるにはあったけど、それ以外は、まあ、それなりにやれてたからね。
それをラッキーと言ってしまえばそれまでかも知れんけど、自分を卑下しまくってて外面までやらかしてるのは多いと思うよ?
まずは自分卑下を辞めるだけでも全然違うと思うけどね。
ま、バイの誰専の言い分だから当てにはならんだろうがw
つまらん奴は惹かれない。
ゴリ押ししてんのはマスコミなんだがね。
しかも、この言葉は前に流行ってた言葉に思うけど、これも他意なくこの言葉を言ってみたいから言ってるだけのような。深い意味なんてない。私は一度も使ったことありませんが
顔が整っていて、性格が極端に難ありでもなければイケメンなのでは?と思う程度
ただしイケメンに限るって言葉も半分はジョークみたいなモンやしな
ジョークに真剣も何も……って話(ただしイケメンに限る。って言葉をそのまんま受けとるなら話は違うだろうけど)
男前ではなく
何かの能力に秀でてるイイ男、
「イケてるメンズ」の略なんだけどね。
いつからか「顔がいい」って意味合いに
変わってしまったのよね
普通って何よ?と同じ次元である
普通は普通
具体的に何だではない
だいたいオシャレで話し上手。
どうせイケメンじゃないから、じゃなくて男のモテはだいたい後から努力すればどうにかなる類じゃね?とは感じる。
まぁコミュ能力は持って生まれた素質も大きいかもしんないけど。
確かファンもついたんですよね?
ブサメンは本能なのかアソコは立たない。
それ以外は塵芥。
※但し、ブサイクに限る
…どんな時に使うかなあ。
ズバリ、
ゲイ用語(*v.v)。。。
顔がとってもかっこいい人を指して「あの人イケメンだね~!」って言ったり、かっこいい言動に対して言ったり…
そんなに深く考えなくても単に『かっこいい』の変わりに使ってる人がほとんどなんじゃないかな~w
あいつ、顔だけだよー?なんて陰で言われるとか結構ムカつくんすけど。
自分の好みにモテるならいいけど
大抵は好みじゃない人から好かれるわけで。
結構しんどいぞ、それも。
見栄えする顔のことだろ。
管理人の率直な感想
イケメンというのは、もともと「総合的にイケてるメンズ」のことだったんですよね。
それがいつの間にか顔に重きを置くようになった。
見てすぐに「あっイケメン発見」という人もいる。
顔だけじゃなく内面もイケてて初めて「イケメン」なわけですが、外見も内面もイケていたら最強なわけであって、モテない人にとっては救えない話になってしまう。
だから今のまま見た目重視のイケメン判断でよろしいかと思います。
そもそも内面も好みは人それぞれであって、画一的に計れるものではありませんしね。
仁義なき戦い。
確かにあの頃の菅原文太は最強でしょう。
晩年までカッコよかった奇跡の人です。
あんな男が世の中に何人いるでしょう。
歴史的に見てもそうそういない逸材ですよ。
菅原文太さんを知らずにイケメンを目指している人は是非観てもらいたいですね。
価値観が変わると思います。
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がおすすめ。
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